LAST時代の宇宙X線ガンマ線背景放射と活動銀河中心
Project/Area Number |
09J00878
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Research Category |
Grant-in-Aid for JSPS Fellows
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Allocation Type | Single-year Grants |
Section | 国内 |
Research Field |
Astronomy
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Research Institution | Kyoto University |
Principal Investigator |
井上 芳幸 京都大学, 理学研究科, 特別研究員(DC1)
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Project Period (FY) |
2009 – 2011
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Project Status |
Completed (Fiscal Year 2011)
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Budget Amount *help |
¥2,800,000 (Direct Cost: ¥2,800,000)
Fiscal Year 2011: ¥800,000 (Direct Cost: ¥800,000)
Fiscal Year 2010: ¥800,000 (Direct Cost: ¥800,000)
Fiscal Year 2009: ¥1,200,000 (Direct Cost: ¥1,200,000)
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Keywords | ガンマ線天文学 / 天文学 / 宇宙線 / ガンマ線 / ブラックホール / 宇宙背景放射 / 銀河 / 理論天文学 |
Research Abstract |
Fermi衛星(打ち上げ前の名前はGLAST)後のガンマ線望遠鏡計画として地上チェレンコフ望遠鏡を用いたCherenkov Telescope Array (CTA)が現在日米欧の国際協力体制で計画されている。CTAは大気チェレンコフ光を用いてガンマ線を観測する地上ガンマ線望遠鏡で30GeVから100TeVのエネルギー帯域でこれまでの望遠鏡よりも一桁高い感度を達成する予定の計画である。 Fermi衛星で期待される活動銀河核サイエンスやガンマ線背景放射サイエンスの研究に携わってきた経験を活かし、CTAの正式メンバーとしてCTAで期待されるガンマ線サイエンス特に活動銀河核、宇宙可視赤外背景放射、ガンマ線バースト、無バイアスサーベイ計画の検討に主に従事した。これらの結果はAstroparticle PhysicsからSpecial Issueとして出版される予定である。 宇宙ガンマ線背景放射の起源の探求の研究において電波銀河の寄与という新しいテーマに取り組んだ。我々の結果に基づくと起源がわかっていなかった宇宙ガンマ線背景放射の約4分の1を電波銀河が担うことになり起源の解明において非常に重要な結果を世に示したといえる。この研究テーマはこれまで世界の研究者が取り組んでこなかった新しいテーマである。
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Current Status of Research Progress |
Current Status of Research Progress
1: Research has progressed more than it was originally planned.
Reason
宇宙ガンマ線背景放射の起源の理解および将来計画への理論予測が本研究計画での主目的でした。宇宙ガンマ線背景放射の起源については世界で唯一我々だけがあらゆる活動銀河核種族の寄与を考慮しており背景放射を理論的にほぼ説明できることを示しています。また後者の将来計画についてはガンマ線領域の大型計画に参画し多くの理論予測を行い大きな貢献をしていると思います。
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Strategy for Future Research Activity |
H23年度で終了のため今後は新しい研究課題を遂行していこうと思います。
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Report
(3 results)
Research Products
(30 results)