Project/Area Number |
09J05568
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Research Category |
Grant-in-Aid for JSPS Fellows
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Allocation Type | Single-year Grants |
Section | 国内 |
Research Field |
Sociology
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Research Institution | Tohoku University |
Principal Investigator |
三澤 仁平 東北大学, 大学院・医学系研究科, 特別研究員(PD)
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Project Period (FY) |
2009 – 2010
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Project Status |
Completed (Fiscal Year 2010)
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Budget Amount *help |
¥1,400,000 (Direct Cost: ¥1,400,000)
Fiscal Year 2010: ¥700,000 (Direct Cost: ¥700,000)
Fiscal Year 2009: ¥700,000 (Direct Cost: ¥700,000)
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Keywords | 健康格差 / 健康の社会的決定要因 / 医療化 / 主観的健康感 / 医療資源 / 地域 |
Research Abstract |
本研究の目的は、市区町村の医療資源や医療に係る知識の浸透と、個人の行為や実践、健康との間の構造的関係を医療化という観点から明らかにすることである。具体的には初年度に行った調査を活かし、対象範囲を広げた社会調査を行い、その社会調査データをもとに医療化構造と健康との関係を明確にすることである。今年度の研究実施状況は以下のとおりである。まず、初年度の社会調査の対象範囲を年齢、地域ともに拡張した社会調査をおこなった。宮城県に在住する20から74歳までの成人男女を対象に、市区町村ごとに無作為抽出し、郵送調査による統計的社会調査を実施した。標本台帳は選挙人名簿を用いて、無作為に対象者を抽出した。調査手順は、対象者に協力依頼はがきを郵送した後、調査票(返送用封筒、対象者への粗品なども含む)の郵送、という流れであった。これにより、ひじょうに良質な社会調査データを獲得することができた。つぎに、獲得した社会調査データを統計的に解析した。最後に、このデータ解析結果をホームページ上で結果を公表するとともに、学会発表や研究会などに積極的に参加し、他分野領域の研究者と交流を深めた。国内学会発表1本(ポスター)、国内学会発表1本(口頭)、国際学会発表1本(口頭)という成果を上げることができた。また学会発表ばかりでなく、積極的に論文としてまとめた。国内査読付雑誌論文1本が査読中、国内査読付雑誌論文2本が受理された。
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