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チンパンジーの食物資源利用と社会的交渉

Research Project

Project/Area Number 10041184
Research Category

Grant-in-Aid for international Scientific Research

Allocation TypeSingle-year Grants
SectionField Research
Research Field 人類学(含生理人類学)
Research InstitutionOkayama University of Science

Principal Investigator

川中 健二  岡山理科大学, 総合情報学部, 教授 (70020790)

Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) 早木 仁成  神戸学院大学, 人文学部, 助教授 (60228559)
乗越 皓司  上智大学, 理工学部, 助教授 (50119137)
Project Period (FY) 1998
Project Status Completed (Fiscal Year 1998)
Budget Amount *help
¥8,500,000 (Direct Cost: ¥8,500,000)
Fiscal Year 1998: ¥8,500,000 (Direct Cost: ¥8,500,000)
Keywordsチンパンジー / マハレ山塊国立公園 / 社会的交渉 / 食物資源 / フェノロジー / 季節的変化 / 性・年齢差 / 昆虫食
Research Abstract

チンパンジーにおけるグルーピング・パターン、社会変動の頻度、繁殖パターンといった社会的現象の季節的変化の要因を、食物資源の質や量の季節的変化といった生態学的基盤の上に立って実証的に解明するための基礎的資料の蒐集を目的として、タンザニア連合共和国・マハレ山塊国立公園で野外調査を実施した。研究協力者の伊藤・坂巻は、4月から現地参加し7月まで、前年度に引き続いて食用植物の分布、密度、フェノロジーをライン・トランセクト法によって調査した。また、それぞれオトナのメスとオスを観察対象として、観察対象固体と他個体との社会的交渉に関する資料を固体追跡法によって蒐集した。川中・乗越・早木は、伊藤らに入れ替わって調査地に入り、10月まで調査を実施した。フェノロジー調査を継続するとともに、川中はオトナのオス、乗越はオトナのメス、早木はワカモノのオス・メスをそれぞれ選び、観察対象個体の土地利用パターン、パーティーサイズ、採食行動、社会的交渉に関する資料を個体追跡法によって蒐集した。乗越は、社会性昆虫の分布パターンとチンパンジーによる採食についても調査した。研究協力者の松本は、12月から2月まで現地調査を実施した。フェノロジー等の生態学的資料の蒐集を継続するとともに、オトナのメスを観察対象個体として選び、他個体との社会的交渉や、遊動パターン、採食行動に関する資料を蒐集した。以上の資料は、本研究に参加した各研究者が蒐集した資料同士の比較を可能にするために、共通のフォーマットにしたがって、各自がリライトし、データベースを構築中である。データベース完成後に、データを交換し合い、98年度における食物資源利用と社会的交渉の季節的変化について、共同で解析に当たることにしている。さらに従来の資料と比較することにより、通時的な視点から解析する予定である。

Report

(1 results)
  • 1998 Annual Research Report

URL: 

Published: 1998-04-01   Modified: 2016-04-21  

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