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江戸図データベースの構築とその利用技術の確立

Research Project

Project/Area Number 10111211
Research Category

Grant-in-Aid for Scientific Research on Priority Areas (A)

Allocation TypeSingle-year Grants
Research InstitutionKyoto Institute of Technology

Principal Investigator

黒川 隆夫  京都工芸繊維大学, 大学院・工芸科学研究科, 教授 (00029539)

Project Period (FY) 1998
Project Status Completed (Fiscal Year 1998)
Budget Amount *help
¥2,000,000 (Direct Cost: ¥2,000,000)
Fiscal Year 1998: ¥2,000,000 (Direct Cost: ¥2,000,000)
Keywords江戸図 / データベース / データベース・プラットフォーム / 歴史地理学
Research Abstract

本研究は歴史地理学,都市史の重要資料である江戸図のデータベースを構築し,それを有効活用するうえで必要となるデータベース・プラットフォームとそれに関連する技術の構築を目的として行った.江戸図は近代的測量によらずに制作された江戸時代の江戸の大量の都市図の総称であり,複雑な歪みを有するため相互比較や縦断的分析に困難が伴った.本研究では,このような江戸図をベクトル化し,さらに正しい方位と縮尺にリマップして蓄積することを提案し,そのためのデータベース構造としてレイヤー構造を採用して,データベース構築の基盤となるプラットフォームを作成した.このプラットフォームは20km×20kmの区域の地図データ,テキスト・データを納めることができる.また各江戸図を個別のレイヤー上に置くことにより,複数の江戸図をコンピュータ画面に重畳させて表示可能である.
このプラットフォームでは江戸図データの表示が行えるほか,データの入力,編集,分析にも活用できる.これらの目的のために,レイヤーの管理,重畳表示,色制御,縮尺の選択,表示区域の選択を容易にするインタフェースを開発した.さらに江戸図の歪み分析のための街区面積を計算する機能,元の江戸図と正しい江戸図の間で街区形状の歪みを分析するために採用した射影変換を求める機能をプログラムした.また享保江戸図や安政江戸図を実際にデータ入力し,これらの機能が有用であることを確認した.

Report

(1 results)
  • 1998 Annual Research Report
  • Research Products

    (2 results)

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All Publications (2 results)

  • [Publications] 左奈田功: "江戸図データベースのための基本データ構造の提案" じんもんこん. 6. 25-32 (1998)

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  • [Publications] 黒川隆夫: "ベクトル化とリマッピングに基づくレイヤー構造江戸図データベース" 情報処理学会論文誌. 40,3(印刷中). (1999)

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      1998 Annual Research Report

URL: 

Published: 1998-04-01   Modified: 2016-04-21  

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