経済ミクロデータへの共分散構造分析における外れ値と欠測値処理に関する研究
Project/Area Number |
10113213
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Research Category |
Grant-in-Aid for Scientific Research on Priority Areas (A)
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Allocation Type | Single-year Grants |
Research Institution | Rikkyo University |
Principal Investigator |
山口 和範 立教大学, 社会学部, 助教授 (60230348)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
井上 達紀 立教大学, 社会学部, 助手 (60298065)
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Project Period (FY) |
1998
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Project Status |
Completed (Fiscal Year 1998)
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Budget Amount *help |
¥800,000 (Direct Cost: ¥800,000)
Fiscal Year 1998: ¥800,000 (Direct Cost: ¥800,000)
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Keywords | ミクロデータ / 共分散構造分析 / 外れ値 / 欠測値 / 隋円分布 / ロバストネス / EMアルゴリズム |
Research Abstract |
コンピュータの発展に伴い、多変量解析の需要が高まってきた。とくに、共分散構造分析はそのモデルの柔軟性のため、今後一層適用範囲が広まると思われる。経済ミクロデータの分析において、その適用を考えた場合、外れ値と欠測値を如何に処理するかが問題とされている。平成9年度の重点領域研究(A)「ミクロ統計データ」の研究において、研究代表者が外れ値や欠測値が含まれる経済ミクロデータに対する共分散構造モデルの有効な推定法を得た。平成10年度は、この推定理論に加え、外れ値と欠測値を同時に処理した場合の検定論の研究を行った。一方、共分散構造分析の実行にはコンピュータソフトウェアの使用は不可欠で、得られた理論を速やかにコンピュータで利用できるようにしなければならず、そのために並行してソフトウェアの開発も行った。作成したプログラムはWindows上でのダイナミックリンクライブラリ(dll)として一般公開されている。プログラムは研究代表者のホームページ(http://www.ir.rikkyo.ac.jp/〜kazunor/)からダウンロードできる。なお、理論的な研究成果については、この特定領域研究の全体での研究集会で既に報告済であり、詳細な研究成果報告集を現在印刷中である。
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Report
(1 results)
Research Products
(1 results)