配列、分岐構造および末端構造を高度に制御したポリシラン
Project/Area Number |
10126254
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Research Category |
Grant-in-Aid for Scientific Research on Priority Areas (A)
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Allocation Type | Single-year Grants |
Research Institution | Tokyo University of Science |
Principal Investigator |
櫻井 英樹 東京理科大学, 理工学部, 教授 (70025873)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
三治 敬信 東京理科大学, 総合研究所, 助手 (00287484)
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Project Period (FY) |
1996 – 1998
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Project Status |
Completed (Fiscal Year 1998)
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Budget Amount *help |
¥1,800,000 (Direct Cost: ¥1,800,000)
Fiscal Year 1998: ¥1,800,000 (Direct Cost: ¥1,800,000)
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Keywords | シロール / ゲルモール / アニオン開環重合 / 構造制御 / ポリシラン / ブロック共重合体 / ミセル / SCM |
Research Abstract |
特異な電子状態を有するシロール(シラシクロペンタジエン)あるいはゲルモール(ゲルマシクロペンタジエン)をπ共役系の新しい構成ユニットとしてポリシランの主鎖骨格に組み込んだポリマーの合成を行い、そのEL素子特性について評価した。特に、シロールを組み込んだポリシランの場合、単層型素子でELが観測された。またそのELスペクトルは蛍光スペクトルとほぼ同じで、その発光極大は488nmの青色の領域であった。また最大発光輝度は20Vで5cd/m^2であった。 マスクしたジシレンのアニオン重合法を用いてポリシランと極性ポリマーのポリメタクリル酸とのブロック共重合体の合成を行った。合成したブロック共重合体はポリシランのみでは不溶である水に溶解し、ポリシラン鎖がミセルの内部の疎水的環境で凝集し、ポリメタクリル酸鎖がそれを保護するような粒子径約100nmサイズの高分子ミセルを形成していることがわかった。またこのミセルのコロナを形成しているポリメタクリル酸鎖のカルボキシル基をジアミノ化合物により架橋させ、ポリシラシミセルを完全に固定化させた新規なShell-Cross-Linked Micelles (SCM)を合成した。このようにポリシランをナノメーターサイズのミセル中に閉じこめることによる新たなナノ組織体としての機能が期待され、その物性について精査している。
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Report
(1 results)
Research Products
(7 results)