Project/Area Number |
10131222
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Research Category |
Grant-in-Aid for Scientific Research on Priority Areas (A)
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Allocation Type | Single-year Grants |
Research Institution | Tokyo Institute of Technology |
Principal Investigator |
岡畑 恵雄 東京工業大学, 生命理工学部, 教授 (80038017)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
森 俊明 東京工業大学, 生命理工学部, 助手 (50262308)
佐藤 智典 東京工業大学, 生命理工学部, 助教授 (00162454)
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Project Period (FY) |
1998
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Project Status |
Completed (Fiscal Year 1998)
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Budget Amount *help |
¥1,400,000 (Direct Cost: ¥1,400,000)
Fiscal Year 1998: ¥1,400,000 (Direct Cost: ¥1,400,000)
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Keywords | DNA-脂質複合体 / キャスト膜 / 配向化フィルム / 電導性 |
Research Abstract |
本研究は、DNA-脂質複合体を用いてDNA二重らせん鎖を一方向に配向させた薄膜を作製し、電極上でのDNA鎖に沿った電子移動や電極反応を実現することを目的として行い、以下の成果を得た。 1) DNA-脂質複合体を作製し、そのクロロホルム溶液を基板上にキャストすることによりDNAフィルムを作製し、これを一軸延伸してDNA鎖が一方向に配向したフィルムを得ることに成功した。基板上でのDNA鎖の配向状態はX線回折、偏光吸収スペクトルにより確認した。 2) DNA配向化薄膜をくし形電極上に固定化し、Redox活性なインターカレーターを塩基対間に挿入した時や、塩基配列特異的なRedox活性たんぱく分子を固定化した時の二重らせん鎖に沿った電子移動を観察した。
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