Project/Area Number |
10135220
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Research Category |
Grant-in-Aid for Scientific Research on Priority Areas (A)
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Allocation Type | Single-year Grants |
Research Institution | Kobe University |
Principal Investigator |
林 真至 神戸大学, 工学部, 教授 (50107348)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
久米 徹二 岐阜大学, 工学部, 助手 (30293541)
藤井 稔 神戸大学, 工学部, 助手 (00273798)
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Project Period (FY) |
1998
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Project Status |
Completed (Fiscal Year 1998)
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Budget Amount *help |
¥2,400,000 (Direct Cost: ¥2,400,000)
Fiscal Year 1998: ¥2,400,000 (Direct Cost: ¥2,400,000)
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Keywords | ナノ粒子 / 表面プラズモン / 局在 / 増強 / トンネリング / 共鳴 |
Research Abstract |
本年度は、エヴァネッセント波の励起法の一つとして長距離伝搬表面プラズモン励起に着目し、非対称な媒質の効果を詳細に調べた。実験に用いた系は、//SF10プリズム/SiO_2ギャップ層/Ag又はAu薄膜/誘電率可変媒質//から成り、632.8nmHe-Neレーザー光を励起光源としATR測定を行った。誘電率可変媒質としては、種々の液体を使用した。可変媒質の誘電率が大きくなるに従って、i)長距離表面プラズモンの伝搬長が増す、ii)金属/媒質界面の電場増強度が上がる、iii)媒質内への電場の侵入長が長くなる、という結果を得た。さらに、昨年度観測されたフォトンの共鳴トンネリングが本当に電子の共鳴トンネリングと同等な現象であるかどうかを明らかにするために、電子の場合にもフォトンの場合にも有効な2×2Transfer Matrix法を用いて理論的考察を行った。その結果、観測されたフォトンの共鳴トンネル現象が電子の共鳴トンネル現象と同等とみなせることが結論された。
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Report
(1 results)
Research Products
(3 results)