Project/Area Number |
10137216
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Research Category |
Grant-in-Aid for Scientific Research on Priority Areas (A)
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Allocation Type | Single-year Grants |
Research Institution | The University of Electro-Communications |
Principal Investigator |
齋藤 理一郎 電気通信大学, 電気通信学部, 助教授 (00178518)
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Project Period (FY) |
1998
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Project Status |
Completed (Fiscal Year 1998)
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Budget Amount *help |
¥1,500,000 (Direct Cost: ¥1,500,000)
Fiscal Year 1998: ¥1,500,000 (Direct Cost: ¥1,500,000)
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Keywords | グラファイト / 微結晶 / mopac / リチウム / フッ素 / ヨウ素 / ナノチューブ |
Research Abstract |
グラファイト(黒鉛)微結晶にフッ素、リチウム,ヨウ素で化学的に飽和ドープした系ので電子状態について計算をおこない理論的知見を得た。微結晶の構造や電子状態を反映して、リチウムが負イオンになる場合があり、このことが総電荷移動量の飽和値を決めることを見出した。これに対しフッ素は炭素原子と直接反応し、sp^3結合を作ることを検証した。ヨウ素原子は水素-炭素結合を切り、炭素原子と弱く結び付く固有の反応があることがわかった。またカーボンナノチューブの有言の長さのラマン強度の理論計算、また磁場中の不純物状態の計算結果について発表した。これらの成果は、Carbon 98 をはじめ学会,論文、解説等に報告した。
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