Budget Amount *help |
¥2,000,000 (Direct Cost: ¥2,000,000)
Fiscal Year 1998: ¥2,000,000 (Direct Cost: ¥2,000,000)
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Research Abstract |
本研究は,自己反映的な構造化関数プログラミング手法を提案し,より高いモジュール性と抽象概念を持つソフトウェア開発をサポーすることを目的とする.構造化関数プログラミングでは、入力データの構造から導出可能な特定の再帰的な形式を用いてプログラムを構造化し,それによってプログラムを操作したり、改造したりすることが容易になる。また,自己反映的なメカニズムによって、プログラミング言語に新しい特徴と抽象概念が導入されていき、プログラムのモジュール性が高くなる。 この一年間は,構造化関数プログラミングの研究を中心に,特に構造化された逐次関数プログラムから並列プログラムへ変換するというプログラム並列化(parallelization)の計算手法を,より一般的しかも実用的な観点から追究した.提案した並列定理によって「Bracket Matching」問題を解決するnovelな並列アルゴリズムを形式的に導出した.
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