チロシンホスファターゼSHP2の制御に基づく免疫強化療法の開発
Project/Area Number |
10153256
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Research Category |
Grant-in-Aid for Scientific Research on Priority Areas (A)
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Allocation Type | Single-year Grants |
Research Institution | Sapporo Medical University |
Principal Investigator |
安達 正晃 札幌医科大学, 医学部, 講師 (70240926)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
今井 浩三 札幌医科大学, 医学部, 教授 (60117603)
日野田 裕治 札幌医科大学, 医学部, 助教授 (10165128)
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Project Period (FY) |
1998
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Project Status |
Completed (Fiscal Year 1998)
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Budget Amount *help |
¥3,000,000 (Direct Cost: ¥3,000,000)
Fiscal Year 1998: ¥3,000,000 (Direct Cost: ¥3,000,000)
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Keywords | SHP-2 / PKC / BAG-1 / Metastasis / Apoptosis / Anoikis |
Research Abstract |
1. チロシンホスファターゼSHP-2cDNAをワクシニアウイルス発現ベクターにクローニングし,ヒトリンパ球に過剰発現できるシステムを確立した。これを用いてヒトリンパ球にSHP2を過剰発現させた結果,SHP2を過剰発現させることのみではCTL活性は,亢進しないことが判明した。 2. PKCcDNAを用いてヒトリンパ球にPKCを過剰発現できるシステムを確立し,その効果を検索したところNK活性が亢進していることが判明した。 3. PKCを活性化させると,上皮系細胞のアノイキスが促進することが判明した。 4. Bcl-2結合蛋白BAG-1の過剰発現によってヒト胃癌細胞の運動能が亢進することを見出した。BAG-1は,消化器癌の転移に重要な因子となることが予測された。
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Report
(1 results)
Research Products
(6 results)