Project/Area Number |
10156218
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Research Category |
Grant-in-Aid for Scientific Research on Priority Areas (A)
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Allocation Type | Single-year Grants |
Research Institution | University of Tsukuba |
Principal Investigator |
桝 正幸 筑波大学, 基礎医学系, 教授 (20243032)
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Project Period (FY) |
1998
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Project Status |
Completed (Fiscal Year 1998)
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Budget Amount *help |
¥1,900,000 (Direct Cost: ¥1,900,000)
Fiscal Year 1998: ¥1,900,000 (Direct Cost: ¥1,900,000)
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Keywords | 神経回路 / 軸索ガイダンス / サブプレートニューロン / 大脳皮質 |
Research Abstract |
神経機能は神経細胞間の正確な結合の上に成り立っている。サブプレートニューロンは大脳皮質で最初に生まれる機能的な神経細胞であり、主に形態学的な研究から、視床皮質路の形成や大脳皮質の領域分化、視優位カラムの形成などに関わると提唱されているが、神経回路形成における生理機能については未だ良く分かっていない所が多い。本研究ではサブプレートニューロンをimmunotoxinにより任意の時期に破壊する事の出来るトランスジェニックマウスを作成し、神経回路形成における生理的役割を明らかにする事を目的とした。 申請者は筑波大学へ赴任したばかりであり、研究室を立ち上げ種々の実験が行える環境を整備する必要があった。そこで本年度は主に分子生物学実験のセットアップと予備実験を中心に行った。その結果、遺伝子ライブラリーの作成、遺伝子ライブラリーのスクリーニング、DNA配列決定等の分子生物学的実験が一通り行える様になり、将来的に軸索ガイダンス蛋白の機能を調べる為に用いる予定の神経細胞初代培養系も確立できた。実験の成果としてはフロアプレート特異的遺伝子をサブトラクティブ・ハイブリダイゼーションにより複数個単離した事が挙げられる。現在はその機能的解析を進めているが、この研究に用いた手法は本申請課題の遂行にも有用であると考える。
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