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線虫における神経回路形成の分子機構

Research Project

Project/Area Number 10156230
Research Category

Grant-in-Aid for Scientific Research on Priority Areas (A)

Allocation TypeSingle-year Grants
Research InstitutionKyushu University

Principal Investigator

大島 靖美  九州大学, 理学部, 教授 (90037606)

Project Period (FY) 1998
Project Status Completed (Fiscal Year 1998)
Budget Amount *help
¥1,800,000 (Direct Cost: ¥1,800,000)
Fiscal Year 1998: ¥1,800,000 (Direct Cost: ¥1,800,000)
Keywords神経回路形成 / タンパク質クン酸化酵素 / 線虫 / UNC-51 / INC-14
Research Abstract

(A) UNC-51のキナーゼ(リン酸化)活性のin vitroにおける証明と解析
1. unc-51cDNAの全長、全長のcDNAでキナーゼドメインにK→M変異をもつもの、キナーゼドメイン、C末側ドメインのそれぞれのC末側にMyc tagを付しpUcD2SR α MCSベクターに挿入した。これらをCOS7細胞に導入し、融合タンパクの一時的発現を粗抽出液と抗Myc抗体で調べた。
2. 細胞の粗抽出液を抗Myc抗体結合ビーズによって処理し、後者に結合した分画を用いて、in vitroでキナーゼ活性を調べた。この結果、全長のUNC-51及びそのキナーゼ領域のcDNAを導入した場合には、外から加えたヒストンH1及び内在性のいくつかのタンパク質のリン酸化が示された。
3. 上記の発現系では発現が不充分であると考えて、現在pCAGGSベクターによる発現を試みている。これを用いて、UNC-51の自己リン酸化とその部位を明らかにする予定である。
(B) UNC-51とUNC-14の相互作用及びこれらと相互作用する因子の解析
1. UNC-51、UNC-14のそれぞれにつき、抗原性があり得る3つの部分ペプチドを合成し、ウサギに免疫して、抗血清及び精製抗体を得た。これらにより、in vivoでのUNC-51とUNC-14の共存と結合を証明したい。
2. UNC-51と相互作用すると考えられるタンパク質のcDNAの中でTHB28はEB1ホモログをコードし、このタンパクはtwo hybrid系においてUNC-14とも相互作用することが示されている。またTHB7,THB47はそれぞれ哺乳動物のMSK及びJNK kinaseのホモログをコードしている。UNC-51の基質も含めて、UNC-51.UNC-14と相互作用する因子を明らかにするため、これらの遺伝子の解析を行っている。

Report

(1 results)
  • 1998 Annual Research Report

URL: 

Published: 1998-04-01   Modified: 2016-04-21  

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