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アラビドプシス花序で発現するcDNAの系統的解析

Research Project

Project/Area Number 10168218
Research Category

Grant-in-Aid for Scientific Research on Priority Areas (A)

Allocation TypeSingle-year Grants
Research InstitutionNara Institute of Science and Technology

Principal Investigator

河内 孝之  奈良先端科学技術大学院大学, バイオサイエンス研究科, 助教授 (40202056)

Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) 竹村 美保  奈良先端科学技術大学院大学, バイオサイエンス研究科, 助手 (20273857)
横田 明穂  奈良先端科学技術大学院大学, バイオサイエンス研究科, 教授 (40118005)
Project Period (FY) 1998
Project Status Completed (Fiscal Year 1998)
Budget Amount *help
¥2,400,000 (Direct Cost: ¥2,400,000)
Fiscal Year 1998: ¥2,400,000 (Direct Cost: ¥2,400,000)
Keywordsアラビドプシス / cDNAライブラリー / EST / 花序
Research Abstract

昨年度までのスクリーニングにより低い発現レベルでかつ茎頂特異的に発現すると期待されている遺伝子についてデータベースでの相同遺伝子の再検索を行った結果、既知遺伝子と相同性を示すものが約30%から45%となり、全く未知のものが約70%から55%となった。ゲノムプロジェクトの進んでいるランソウや酵母や線虫、さらにはアラビドプシスのゲノム配列から推測されるタンパク質遺伝子が、この中には存在した。このことは、ゲノムプロジェクトの進展を示すとともに、様々な生物間でまだ機能がわかっていないが保存されている遺伝子が存在していることがわかった。
網羅的発現解析を進めるため、スクリーニングにより得られたキナーゼ遺伝子(現在は、全長cDNAの単離により、受容体ドメインにロイシンリッチリピートを有する1回膜貫通型受容体プロテインキナーゼであることが判っている)を例に、個別の方法と網羅的な方法の違いを調べ、システマティックな解析への展開について考察した。今後は、感度の点では疑問の声もあるが、cDNAマイクロアレイを導入することが望ましいと思われた。
cDNAに基づく突然変異体の選抜を進めた。これまでに、約100のcDNAに対するアンチセンスRNAを発現する植物を1500系統ほど作成し、現在、T2およびT3世代を用いて表現型の観察を開始した。これまでに、異常な分岐パターンを示すもの、矮性になるもの、花成が早まるものや遅れるものが見いだされた。一方、アラビドプシスでは形質転換に用いるTiプラスミド系の挿入断片の配列をタグとして、T-DNA挿入株を挿入変異体として利用し、PCRによる特異的増幅を利用して、挿入変異体の同定を行った。また、T-DNA挿入に代り、我々は、欠失変異を起こす変異処理を利用した欠失変異導入について条件の検討を開始している。

Report

(1 results)
  • 1998 Annual Research Report

Research Products

(1 results)

All Other

All Publications (1 results)

  • [Publications] Takuya Muramoto: "The Arabidopsis photomorphagenic mutant hy1 is deficient in phytochrone chromophore biosynthesis as a result of a mutation in a plastid heme oxygenase" The Plant Cell. 11(印刷中). (1999)

    • Related Report
      1998 Annual Research Report

URL: 

Published: 1998-03-31   Modified: 2016-04-21  

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