Project/Area Number |
10169228
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Research Category |
Grant-in-Aid for Scientific Research on Priority Areas (A)
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Allocation Type | Single-year Grants |
Research Institution | Nagoya University |
Principal Investigator |
浜口 道成 名古屋大学, 医学部, 教授 (90135351)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
岩田 啓之 名古屋大学, アイソトープ総合センター, 助手 (30273197)
松田 覚 名古屋大学, 医学部, 講師 (50242110)
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Project Period (FY) |
1998
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Project Status |
Completed (Fiscal Year 1998)
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Budget Amount *help |
¥1,600,000 (Direct Cost: ¥1,600,000)
Fiscal Year 1998: ¥1,600,000 (Direct Cost: ¥1,600,000)
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Keywords | チロシキナーゼ / Trk / Srk / レッドクス |
Research Abstract |
我々は、受容体型チロシンキナーゼTrk、非受容体型チロシンキナーゼSrcを題材として、新規のキナーゼ活性の制御機構を世界に先駆けて発見すると共に、そのシグナル伝達系について系統的な研究を展開してきた。本研究は、TrkキナーゼとSrcキナーゼを標的に、われわれの見い出したキナーゼ活性制御機構の詳細を明らかにし、新しい概念の機能探索子による腫瘍の分化誘導療法、遺伝子療法の開発を目指すものである。本年度は、レドックス依存の新規のSrc活性化機構に焦点を絞り実験を進めた。我々は、Srcキナーゼがシステイン残基に依存して、塩化第二水銀やNOによる酸化還元反応によってキナーゼの括性化を受ける事を見い出した。そこでSrcキナーセのシステイン残基を点突然変異させ、キナーゼ活性や細胞癌化能に対する影響を調べた。v-Srcキナーゼの場合、全長526アミノ酸残基中に10個のシステイン残基を含む。本年は、これらすべてのシステインをアラニンに点突然変異た。その結果、8、9番に突然変異を導入したものは癌化能が温度感受性となり、Src蛋白質の崩壊が起きることが示唆された。この結果は、キナーゼ活性ドメイン中のシステイン残基が、Srcキナーゼの安定性に重要であることを示唆する。そこで、これらの変異型Srcキナーゼの、塩化第二水銀、NO等に対する反応にって解析する予定である。
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Report
(1 results)
Research Products
(7 results)