Project/Area Number |
10172239
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Research Category |
Grant-in-Aid for Scientific Research on Priority Areas (A)
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Allocation Type | Single-year Grants |
Research Institution | Institute for Developmental Research, Aichi Human Service Center |
Principal Investigator |
加藤 兼房 愛知県心身障害者コロニー発達障害研究所, 生化学部, 部長 (50022801)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
伊東 秀記 愛知県心身障害者コロニー発達障害研究所, 生化学部, 研究員 (40311443)
稲熊 裕 愛知県心身障害者コロニー発達障害研究所, 生化学部, 主任研究員 (10250250)
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Project Period (FY) |
1998
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Project Status |
Completed (Fiscal Year 1998)
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Budget Amount *help |
¥2,300,000 (Direct Cost: ¥2,300,000)
Fiscal Year 1998: ¥2,300,000 (Direct Cost: ¥2,300,000)
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Keywords | クリスタリン / 分子シャペロン / リン酸化 / 分裂細胞 / MAPキナ-ゼ / MAPKAPキナーゼ / p20 / 血小板 |
Research Abstract |
(A) αBクリスタリンの三ヵ所のリン酸化部位(Ser 19,Ser 45,Ser 59)のリン酸化をそれぞれ認識する特異抗体を使って以下の事実を明らかにした。(1)ストレス負荷の有無とは無関係に、分裂期の細胞では細胞種を問わず普遍的にSer 45のリン酸化が高進していることを免疫組織学的に明らかにした。(2)分裂期の細胞を集め、細胞抽出液を等電点電気泳動(IEF)あるいはSDS-PAGE後に上記の抗体を用いてウエスタンブロットを行い、Ser 45のみならずSer 19のリン酸化も分裂細胞で高進しているのに対し、Ser 59のリン酸化は逆に抑制されていることを見つけた。(3)αBクリスタリンの三ヵ所のセリン残基それぞれをリン酸化する活性が、ウシレンズより精製した非リン酸化型のαB2クリスタリンをリシルエンドペプチダーゼで処理して得られるN末端72ペプチドを基質とし、生成されたリン酸化ペプチドを上記の抗体を用いて分析することにより測定できる方法を開発した。この方法を用いて、分裂期の細胞ではSer 45 kinaseとSer 19 kinaseの活性が高進し、ser 59 kinase活性が抑制されていることを明らかにした。(4)過酸化水素で処理したヒトグリオーマ細胞U373MGより。イオン交換カラムおよび分子ふるい力ラムを用いて、Ser 45 kinaseとSer 59 kinaseを部分精製し、Ser 45 kinaseはp44/42 MAP kinaseであり、Ser 59 kinaseはMAPKAP kinase-2であることを明らかにした。 (B) αクリスタリン低分子量分子シャペロンの一員で我々の発見したp20がトロンビンによる血小板の凝集を抑制する作用があることを発見した。
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Report
(1 results)
Research Products
(6 results)