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弾性を考慮したミオシン・アクチンの滑り運動のシミュレーション

Research Project

Project/Area Number 10175213
Research Category

Grant-in-Aid for Scientific Research on Priority Areas (A)

Allocation TypeSingle-year Grants
Research InstitutionNagoya University

Principal Investigator

御橋 廣眞  名古屋大学, 大学院・多元数理科学研究科, 教授 (30022594)

Project Period (FY) 1998
Project Status Completed (Fiscal Year 1998)
Budget Amount *help
¥1,400,000 (Direct Cost: ¥1,400,000)
Fiscal Year 1998: ¥1,400,000 (Direct Cost: ¥1,400,000)
Keywords滑り運動 / アクチン・ミオシン / 弾性 / ゆらぎ / シミュレーション
Research Abstract

弾性を考慮したモデルの有効性を検証するために次の順序でモデルの階層を進めることにした。
1.ミオシンは一定の「首振り弾性」を仮定する。2.アクチンの弾性は、「伸縮」と「曲げ」の弾性を独立に導入する。すなわち、(1)「剛体セグメント+曲げ弾性(バネ)」(2)「伸縮セグメント+曲げ弾性(バネ)」3.「モデルの滑り運動」と「実際の滑り運動」を比較した時系列解析をする。実際のシミュレーションでは、特に「アクチンの先端の進行方向のゆらぎ」を支配する主要因子は何か?「アクチンの曲げのゆらぎ」が滑り速度に依存するか?の二点に注目した。これまで得られた主な結果は、先端の進行方向のゆらぎの解析は、2,(2)のモデル、すなわち「伸縮セグメント+曲げ弾性」、がより実験結果を強く支持すること、また実験結果からは、アクチンの先頭のゆらぎが、必ずしも滑り速度には依存しないことが明らかになったが、シミュレーションではこの条件が何に由来しているのか判明していない。これらの結果は、既に、平成10年度日本生物物理学会で口頭発表および第7回JST国薇シンポジウムでポスター発表した。

Report

(1 results)
  • 1998 Annual Research Report

URL: 

Published: 1998-04-01   Modified: 2016-04-21  

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