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HIV-1アッセンブリ阻害分子の開発

Research Project

Project/Area Number 10180236
Research Category

Grant-in-Aid for Scientific Research on Priority Areas (A)

Allocation TypeSingle-year Grants
Review Section Biological Sciences
Research InstitutionNational Institute of Infectious Diseases

Principal Investigator

松田 善衛  国立感染症研究所, エイズ研究センター, 主任研究官 (90300938)

Project Period (FY) 1998
Project Status Completed (Fiscal Year 1998)
Budget Amount *help
¥2,200,000 (Direct Cost: ¥2,200,000)
Fiscal Year 1998: ¥2,200,000 (Direct Cost: ¥2,200,000)
KeywordsHIV-1 / アッセンブリ / gp41
Research Abstract

HIV-1のアッセンブリはウイルスタンパク質のみならず宿主タンパク賛、脂質二重膜をも含む高分子間相互作用を伴う過程で感染性のウイルス産生に不可欠である。理論的に、この過程をウイルス向性ドメインと阻害ドメインからなる融合タンパク質をウイルス粒子にターゲットすることによって組害できる可能性がある。この阻害はウイルスタンパク質の発現そのものではなくその相互作用を阻害する機構によるため,ウイルスタンパク質による宿主免疫系に対する刺激は温存しつつ産生されるウイルスは不活化するという相乗効果を持つと考えられる。その様な分子の一つの候補であるVpxとgp41融合タンパク質(P28)による阻害機構の解析を試みた。
従来、あるリコンビナントタンパク質のHIV-1複製に対する阻害効果評価のために用いられてきた共トランスフェクションにみられたアッセイ毎のばらつきを押さえアッセイを簡便化する目的でp28発現モジュールを感染性HIV-1プロウイルスDNAブラスミド上に組み込んだ。これにより事実上DNAの標的細胞への導入が1:1の比でできる。このDNAをCOS細胞に導入し、vpx-gp41融合タンパク質が産生されるウイルスの複製およびprotein pr ofileにどのような影響を与えるかを検討した結果、p28を共発現させると産生されるウイルスタンパク質のプロセツシングは一部影響を受けるもののウイルス粒子は産生され、そのウイルスではGag/Env比に変化が見られることがわかった。gp41中のサブドメインのどこに阻害効果が起因するのかを検討したが、gp41中に見られる二つのamphipoathic helicesの一方だけでは顕著な阻害効果を示さないことがわかった。

Report

(1 results)
  • 1998 Annual Research Report

URL: 

Published: 1998-04-01   Modified: 2018-03-28  

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