レトロウイルスベクターによる造血幹細胞への遺伝子導入とその応用
Project/Area Number |
10181203
|
Research Category |
Grant-in-Aid for Scientific Research on Priority Areas (A)
|
Allocation Type | Single-year Grants |
Review Section |
Biological Sciences
|
Research Institution | The University of Tokyo |
Principal Investigator |
北村 俊雄 東京大学, 医科学研究所, 客員助教授 (20282527)
|
Project Period (FY) |
1998
|
Project Status |
Completed (Fiscal Year 1998)
|
Budget Amount *help |
¥2,100,000 (Direct Cost: ¥2,100,000)
Fiscal Year 1998: ¥2,100,000 (Direct Cost: ¥2,100,000)
|
Keywords | レトロウイルスベクター / レトロウイルスパーケイジング細胞 / 骨髄移植 |
Research Abstract |
以前、研究代表者が開発したレトロウイルスベクターpMXに加え、pMY、pMZベクターを作成し、それぞれにcDNAとしてEGFPを組み込んだコントロールベクターで、感染効率および発現を比較した。pMX-GFPはEC細胞やES細胞での発現がよくなかったが、pMY-GFPおよびpMZ-GFPはこれら未熟な細胞中でもよく発現した。 またより安全で効率のよいパッケージング細胞を作成するため、EF-Iαプロモーター-gag-pol-IRES-puroおよびEFIαプロモーター-env-IRES-bsγの構造を持つ新たなパッケージングコンストラクトを作成した。最近、これらのパッケージングコンストラクトを利用してエコトロピックパッケージング細胞を作成し、現在効率を検定中である。またアンフォトロピックパッケージング細胞も作成予定である。 現在、作成したレトロウイルスベクターおよびパッケージング細胞を利用して、恒常的活性型MPLおよびSTATの増腫瘍性をマウスの骨髄移植モデルで検討している。
|
Report
(1 results)
Research Products
(14 results)