多能性造血幹細胞とストローマ細胞との間の主要組織適合抗原複合体拘束性の解析
Project/Area Number |
10181225
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Research Category |
Grant-in-Aid for Scientific Research on Priority Areas (A)
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Allocation Type | Single-year Grants |
Review Section |
Biological Sciences
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Research Institution | Kansai Medical University |
Principal Investigator |
池原 進 関西医科大学, 医学部, 教授 (90108986)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
比舎 弘子 関西医科大学, 医学部, 助手 (90151422)
土岐 純子 関西医科大学, 医学部, 助手 (40077681)
足立 靖 関西医科大学, 医学部, 講師 (10268336)
稲葉 宗夫 関西医科大学, 医学部, 講師 (70115947)
安水 良知 関西医科大学, 医学部, 講師 (00142753)
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Project Period (FY) |
1998
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Project Status |
Completed (Fiscal Year 1998)
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Budget Amount *help |
¥2,100,000 (Direct Cost: ¥2,100,000)
Fiscal Year 1998: ¥2,100,000 (Direct Cost: ¥2,100,000)
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Keywords | Pluripotent hemopoietic stem cell / Stromal cell / Major histocompatibility complex / CFU-S / Cobblestone colony / H-2 congenic mouse / MHC class IKO mouse |
Research Abstract |
申請者らは、多能性造血幹細胞(P-stem)とstromal cellsとの間に主要組織適合抗原複合体(MHC)の拘束性が存在することを見い出した(Blood85:49,1997)。今回、MHCの拘束性をさらに詳細に解析し、次のような結果が得られた。 まず、in vivoの実験では、多能性前駆細胞によって形成されるDay 12 CFU-Sの数はMHC不一致の宿主マウスにおいて有意に減少していたが、やや分化した前駆細胞によって形成されるDay 8 CFU-Sの数は有意な差を認めなかった。T細胞やNK細胞を抗体投与によって宿主マウスから除去してもこのDay 12 CFU-Sの数には影響が見られなかった。さらに、MHC(H-2)コンジェニックマウスを用いた実験において、H-2内のlocusではDとL locusに強い拘束性が認められた。次に、より詳細なMHCの拘束性を解析するために、in vitroの実験を行った。5-FU処理4日後の正常マウスから分離した造血幹細胞(HSC:Lin^-Sca-1^+)と胎児骨由来ストローマ細胞の共培養後に形成されるcobblestone colonyの数は、MHC不一致のストローマ細胞培養中ではMHCが一致の場合の20〜30%であった。一方、5-FU処理したMHC class Iノックアウト(KO)マウスから分離したHSCを正常マウスのストローマ細胞と共培養した場合は、MHCが一致の場合もMHO不一致の場合も同様のcobblestone colonyの形成が見られたが、colony数は少数であった。現在、MHC class I KOマウスのストローマ細胞と正常マウスのHSCの組み合わせで解析するとともに、H-2内のいずれのlocusがcolonyの形成に関与するかをH-2コンジェニックマウスを用いて解析中である。
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Report
(1 results)
Research Products
(7 results)