Project/Area Number |
10201202
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Research Category |
Grant-in-Aid for Scientific Research on Priority Areas
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Allocation Type | Single-year Grants |
Review Section |
Humanities and Social Sciences
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Research Institution | The University of Tokyo |
Principal Investigator |
五十嵐 武士 東京大学, 大学院・法学政治学研究科, 教授 (60009818)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
李 鍾元 立教大学, 法学部, 教授 (20210809)
久保 文明 慶應義塾大学, 法学部, 教授 (00126046)
藤原 帰一 東京大学, 大学院・法学政治学研究科, 教授 (90173484)
湯浅 成大 東京女子大学, 現代文化学部, 助教授 (00251322)
酒井 哲哉 東京大学, 大学院・総合文化研究科, 教授 (20162266)
北岡 伸一 東京大学, 大学院・法学政治学研究科, 教授 (80120880)
大津留 智恵子 (大津留 千恵子) 国立民族学博物館, 地域交流企画センター, 助教授 (20194219)
木宮 正史 東京大学, 大学院・総合文化研究科, 助教授 (30221922)
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Project Period (FY) |
1998 – 2002
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Project Status |
Completed (Fiscal Year 2002)
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Budget Amount *help |
¥21,700,000 (Direct Cost: ¥21,700,000)
Fiscal Year 2002: ¥4,500,000 (Direct Cost: ¥4,500,000)
Fiscal Year 2001: ¥4,500,000 (Direct Cost: ¥4,500,000)
Fiscal Year 2000: ¥4,100,000 (Direct Cost: ¥4,100,000)
Fiscal Year 1999: ¥4,100,000 (Direct Cost: ¥4,100,000)
Fiscal Year 1998: ¥4,500,000 (Direct Cost: ¥4,500,000)
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Keywords | アメリカ / アジア太平洋地域 / 対外政策 / APEC / 21世紀 / アジア太平洋地球 |
Research Abstract |
本研究班は、1980年代以降西半球やアジア太平洋地域との連携を深めつつあるアメリカ外交の新潮流を踏まえ、アメリカの対アジア太平洋政策を総合的に分析し、21世紀のアメリカ外交の方向を探ることを目的としている。なかでも、アメリカの外交政策を構造的側面から考察することを目指しており、アメリカ外交の歴史的特質や、国内の政治・社会状況と外交政策の連関の分析を重視している。本年度の活動は、昨年度同様、アメリカ関連の資料収集、海外への調査を継続した。その際、これまでの年次では歴史的背景の分析に大きな比重をかけてきたのに対して、冷戦の終焉とグローバル化という2つの波を受けた90年代以降の情勢を理解することに主眼を置いて研究を進めてきた。グローバル化との関係でアメリカが検討される場合には、アメリカをグローバル化の「震源」ととらえる場合が多いが、本研究班ではそれと同時にアメリカをグローバル化の「受けて」としてもとらえており、その点は他の研究にはみられない独自性であると自負している。 こうした目的を達成するために、研究成果発表に向けてメンバーによる中間報告のための研究会を開催し、あわせて論文集の企画の最終調整を行った。本年度の研究会は、以下のとおりである。「アメリカの国家的変容と太平洋世界の形成」(五十嵐武士教授)、2002年5月24日。「アメリカニズムをめぐって」(中野勝郎法政大学教授・西山隆行東京大学大学院生)、2002年9月27日。「近年の共和党の保守化と外交政策への含意」(久保文明慶応義塾大学教授)2002年11月29日。「アジア系アメリカ人の政治参加の変容」(大津留智恵子関西大学教授)、2002年12月20日。
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