Project/Area Number |
10212207
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Research Category |
Grant-in-Aid for Scientific Research on Priority Areas (B)
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Allocation Type | Single-year Grants |
Review Section |
Biological Sciences
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Research Institution | Sapporo Medical University |
Principal Investigator |
加納 英雄 札幌医科大学, 医学部, 教授 (70045475)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
甲斐 正広 札幌医科大学, 医学部, 助手 (80260777)
和田 郁夫 札幌医科大学, 医学部, 助教授 (40182969)
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Project Period (FY) |
2000 – 2001
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Project Status |
Completed (Fiscal Year 2001)
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Budget Amount *help |
¥31,900,000 (Direct Cost: ¥31,900,000)
Fiscal Year 2001: ¥6,800,000 (Direct Cost: ¥6,800,000)
Fiscal Year 2000: ¥6,800,000 (Direct Cost: ¥6,800,000)
Fiscal Year 1999: ¥9,100,000 (Direct Cost: ¥9,100,000)
Fiscal Year 1998: ¥9,200,000 (Direct Cost: ¥9,200,000)
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Keywords | ホスファチジン酸 / ジアシルグリセロール / シグナル伝達 / リン脂質 / ホスファターゼ / ジアシルグソセロール / ホスファチジン酸ホスファターゼ / 遺伝子ターゲッティング |
Research Abstract |
ヒトPAP-2aはTritonX-100可溶性であるが、CHAPS不溶性のラフトに存在することが分かった。一方、PAP-2bはTritonX-100不溶性であり、約50%がカベオラに存在する。2種のPAPのGolgi体から表面膜への輸送過程を検討した結果、2a,2b両者を含む小胞と、2bのみを含む小胞が観察された。2a,2bの小胞輸送系に相違があることを示している。ドメインスワッピングの結果、2bの最初の細胞外ループがTritonX-100不溶性のために必須であることが分かった。 2a,2b両者を安定発現するMDCK細胞株を樹立し、発現した酵素の細胞内局在性を調べた。PAP-2aの90%がapicalドメインに、またPAP-2bの70%がbasolateral側に、それぞれ分離して分布していた。ドメインスワッピング実験の結果、PAP-2aのapicalシグナルはF(2)DKTRL(7)のN端6残基と確定した。この配列はPDZ-結合配列であるが、タンパクのN-端に存在する初めての例である。一方、PAP-2bのbasolateralシグナルは第一番目の細胞側ループに存在するtyrosine-rich motifであることを確認できた。
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