膵区域切除における3次元立体画像診断と手術計画システムの開発
Project/Area Number |
10671155
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Research Category |
Grant-in-Aid for Scientific Research (C)
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Allocation Type | Single-year Grants |
Section | 一般 |
Research Field |
Digestive surgery
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Research Institution | Chiba University |
Principal Investigator |
中郡 聡夫 千葉大, 医学部, 助手 (10261918)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
浅野 武秀 千葉大学, 医学部, 講師 (80143311)
剣持 敬 千葉大学, 医学部, 助手 (50215133)
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Project Period (FY) |
1998 – 1999
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Project Status |
Completed (Fiscal Year 1999)
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Budget Amount *help |
¥3,700,000 (Direct Cost: ¥3,700,000)
Fiscal Year 1999: ¥1,400,000 (Direct Cost: ¥1,400,000)
Fiscal Year 1998: ¥2,300,000 (Direct Cost: ¥2,300,000)
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Keywords | 3次元画像 / 手術シミュレーション / バーチャル内視鏡 / 粘液産生膵腫瘍 / 膵区域切除 / 縮小手術 / ワークステーション / パーソナルコンピューター |
Research Abstract |
MRI画像からの胆管膵管の3次元画像化はワークステーションとパーソナルコンピュータの2通りのシステムで行った.それぞれ手術シミュレーション・手術計画への応用を試みた. UNIXワークステーションは画像処理能が超高速であり詳細な3次元画像を高速レンダリングできる利点がある.また複雑な画像処理も可能であり,MRI断層データからバァーチャル内視鏡像を作り出すことも可能であった.粘液産生膵腫瘍の嚢胞内腔面と拡張膵管内の観察が可能であった.このバァーチャル内視鏡画像化にはハーバード大学ブリガムアンドウーマン病院放射線科の協力を得た. パーソナルコンピュータも最近の性能向上により画像処理能が飛躍的に向上しており画質は若干ワークステーションに劣るものの臨床で使えるレベルの画像を作ることができた.またモバイル型のパーソナルコンピュータを使えば,手術室内やカシファレンスルーム,患者のベッドサイドなど場所を選ばず画像を見ることができ,臨床カンファレンスはもちろん患者さんや医療スタッフへのプレゼンテーションも可能であった.現在はIDLというソフトを使用して胆管,膵管,胆嚢等の立体3次元画像を作成しているが,さらに手術計画に役立てるためクイックタイムVR画像およびクィックタイムムービーの作成を試みている段階である.
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Report
(1 results)
Research Products
(6 results)