Budget Amount *help |
¥2,300,000 (Direct Cost: ¥2,300,000)
Fiscal Year 1999: ¥700,000 (Direct Cost: ¥700,000)
Fiscal Year 1998: ¥1,600,000 (Direct Cost: ¥1,600,000)
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Research Abstract |
ヒトH731遺伝子産物(p56)に対する抗体(Rb)を用いて、尿路上皮腫瘍、前立腺癌、腎癌組織において免疫染色を行い、それぞれの組織でp56の過剰発現を認めた。この現象はこの他複数の癌細胞株においてもみられた。(吉永ら、Manuscript in preparation) またヒトH731遺伝子は癌組織で発現しているものは、正常組織で発現しているものに比し遺伝子配列に余剰な挿入部分がみられた。 ヒトH731遺伝子の染色体上での遺伝子座を調べたところ、10q24の部位にあることが判明した。(Soejima,H.,Matsuhashi,S.,Yoshinaga,H.,Masaki,Z.,Ozaki,I.,Kajiwara,S.,Miyoshi,O.,Niikawa,N.and Mukai,T. Assignment of the human Pr-28 antigen gene,H731,to 10q24.Submitted) ヒトH731遺伝子と高い相同性をもつラットA7-1遺伝子に関する研究に行っているNCI(USA)のCmarikらグループとの共同研究において、A7-1遺伝子(H731)がtumor promotorにより誘導される癌化を抑制する活性をもつことが明らかになった。(Cmarik,J.L.,Min,H.,Hegamyer,G.,Zhan,S.,Matsuhashi,S.,Yoshinaga,H.and Colburn,N.H. Novel differentially expressed protein inhibits tumor promotor-induced neoplastic transformation.Submitted)
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