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女性のライフコース形成に関する長期的パネル研究-女子学生ライフコース展望調査-

Research Project

Project/Area Number 10710097
Research Category

Grant-in-Aid for Encouragement of Young Scientists (A)

Allocation TypeSingle-year Grants
Research Field 社会学(含社会福祉関係)
Research InstitutionJapan Women's University

Principal Investigator

村松 幹子  日本女子大学, 人間社会学部, 助手 (90230010)

Project Period (FY) 1999 – 2000
Project Status Completed (Fiscal Year 1999)
Budget Amount *help
¥2,000,000 (Direct Cost: ¥2,000,000)
Fiscal Year 1999: ¥1,000,000 (Direct Cost: ¥1,000,000)
Fiscal Year 1998: ¥1,000,000 (Direct Cost: ¥1,000,000)
Keywordsライフコース / 女子学生 / 就職活動 / パネル研究 / ライフコース形成 / 就職
Research Abstract

本研究は,女性のライフコース形成のメカニズムを把握することを目的とした,長期的パネル研究の一環である。今年度はまず,女子学生3年生とその父母を対象の第1時点調査データをさらに詳細に分析した。その結果、女子学生は,職業キャリア,家族キャリアの両方に対して強いアスピレーションをもつものの,将来の「子育ては母親で」という育児に対する強い責任感をもつ者が多く,この家族責任に関する価値観が,将来生じうる制約しだいでは,職業キャリアより家族キャリアを優先するといったライフコース展望の選択の変動性をもたらしていることが明らかになった。このことから,女子学生は,ライフコース展望を彼女たちの選好によってだけでなく,将来の制約とも既に考え合わせており,変わりやすいものであるといえる。さらに,女子学生の父母は,娘に対して職業キャリアにも,家族キャリアにも強い期待をもっており,父母のもつ価値観はアンビヴァレントなものであることも明らかになっている。女子学生のライフコース展望や価値観と,父母が娘に対する期待や父母の価値観の関連を分析した結果、女子学生のライフコース展望には,父母の娘に対する期待や父母の価値観が強く影響していることが明らかになった(研究成果としては,村松幹子「女子学生のライフコース展望とその変動」『教育社会学研究』第66集を参照)。
また今年度は,就職活動を経て,女子学生の職業生活や家庭生活に関する意識が変化したのかどうか把握し,その変化が女子学生のライフコース展望にどのように影響しているか,父母の期待との関連はどのようなものかを検討するため,第2時点調査を実施した。今後は,第2時点調査の分析をさらにすすめ,女性のライフコース形成における「就職活動」のインパクトを明らかにする予定である。

Report

(2 results)
  • 1999 Annual Research Report
  • 1998 Annual Research Report
  • Research Products

    (1 results)

All Other

All Publications (1 results)

  • [Publications] 村松 幹子: "女子学生のライフコース展望とその変動"日本教育社会学会編『教育社会学研究』. 第66集. (2000)

    • Related Report
      1999 Annual Research Report

URL: 

Published: 1998-04-01   Modified: 2016-04-21  

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