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高分解能・大面積ガンマ線望遠鏡衛星の基礎研究

Research Project

Project/Area Number 10740109
Research Category

Grant-in-Aid for Encouragement of Young Scientists (A)

Allocation TypeSingle-year Grants
Research Field 素粒子・核・宇宙線
Research InstitutionThe University of Tokyo

Principal Investigator

森 正樹  東京大学, 宇宙線研究所, 助教授 (80210136)

Project Period (FY) 1998 – 1999
Project Status Completed (Fiscal Year 1999)
Budget Amount *help
¥2,000,000 (Direct Cost: ¥2,000,000)
Fiscal Year 1999: ¥900,000 (Direct Cost: ¥900,000)
Fiscal Year 1998: ¥1,100,000 (Direct Cost: ¥1,100,000)
Keywordsガンマ線望遠鏡 / チェレンコフ望遠鏡 / シミュレーション
Research Abstract

次の世代のガンマ線望遠鏡衛星を目指し、地上ガンマ線観測装置の利点を取り入れた新しい方式として東京工業大学の谷森達と本研究の代表者によって1997年に提案された解像型ガスチェレンコフ望遠鏡が提案されているが、このような望遠鏡の実現性を探ろうというのが本研究の目的である。
「ガスチェレンコフ望遠鏡」の基本デザインは、円筒形の空洞にガスを満たし、ガンマ線の起こす電磁シャワーから発生するチェレンコフ光を円筒の蓋の部分に設置した鏡で集光し、結像させて主焦点に置いたイメージングカメラでとらえる、というものである。
本年度は、ガスチェレンコフ望遠鏡で用いるチェレンコフ光収集システムの基礎開発をいくつかの項目について行った。データ収集システムのプラットホームとしてCAMACが広く用いられてきたが、小規模なテスト実験のために用いるには計算機とのインターフェースが高価であった。そこで、計測器に広く用いられている汎用のGP-IBインターフェースを利用し、パーソナルコンピュータからCAMACのデータを収集するシステムを構築した。OSとしては無料で利用できネットワークとの親和性が高いため最近広く使われるようになったLinuxを採用し、C言語を用いた。このデータ収集システムを用いて、CAMAC上のDACから高速パルサーをコントロールして青色LEDを光らせ、チェレンコフ光を検出するイメージングカメラを用いる光電子増倍管のテストを行った。光電子増倍管を多数用いるイメージングカメラの較正を行う上でこのようなテストシステムは有用である。

Report

(2 results)
  • 1999 Annual Research Report
  • 1998 Annual Research Report
  • Research Products

    (1 results)

All Other

All Publications (1 results)

  • [Publications] M.Mori et al.: "Data acquisition system of the CANGAROO-II telescope"Proceedings of the 26th International Cosmic Ray Conference. Vol.4. 287-290 (1999)

    • Related Report
      1999 Annual Research Report

URL: 

Published: 1998-04-01   Modified: 2016-04-21  

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