| Project/Area Number |
10740169
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| Research Category |
Grant-in-Aid for Encouragement of Young Scientists (A)
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| Allocation Type | Single-year Grants |
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| Research Field |
固体物性Ⅱ(磁性・金属・低温)
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| Research Institution | Shizuoka University |
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Principal Investigator |
松本 正茂 静岡大学, 理学部, 助手 (20281058)
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| Project Period (FY) |
1998 – 1999
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| Project Status |
Completed (Fiscal Year 1999)
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| Budget Amount *help |
¥1,900,000 (Direct Cost: ¥1,900,000)
Fiscal Year 1999: ¥500,000 (Direct Cost: ¥500,000)
Fiscal Year 1998: ¥1,400,000 (Direct Cost: ¥1,400,000)
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| Keywords | 異方的超伝導 / 時間反転対称性 / 自発磁場 / 表面 / ドメイン / Sr_2RuO_4 / 境界効果 / 時間反転対称性の破れ / 状態密度 |
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| Research Abstract |
異方的超伝導体におけるオーダーパラメータの空間変化が及ぼす特異な効果について理論的に調べた。異方的超伝導体としては近年発見されて現在大きな注目を集めているSr_2RuO_4超伝導体について考えた。この物質ではPx±iPy対称性の超伝導が示唆されている。この対称性の超伝導に対しては表面で超伝導の一部が消出することが知られている。また時間反転対称性の破れにともなって自発的に表面電波が流れる。今回、特にこの自発電流の温反依存性について調べた。その結果、MsRの実験で観測されている結果と同等の温度変化をすることをミクロな立場から示した。
ドメインウォールの場合でも同様の結果を得た。これらの新しい成果を低温物理学の国際会議において発表した。
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