Project/Area Number |
10750032
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Research Category |
Grant-in-Aid for Encouragement of Young Scientists (A)
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Allocation Type | Single-year Grants |
Research Field |
Applied optics/Quantum optical engineering
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Research Institution | Tokyo Institute of Technology |
Principal Investigator |
興梠 元伸 東京工業大学, 大学院・総合理工学研究科, 助手 (10251662)
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Project Period (FY) |
1998 – 1999
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Project Status |
Completed (Fiscal Year 1999)
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Budget Amount *help |
¥2,200,000 (Direct Cost: ¥2,200,000)
Fiscal Year 1999: ¥1,100,000 (Direct Cost: ¥1,100,000)
Fiscal Year 1998: ¥1,100,000 (Direct Cost: ¥1,100,000)
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Keywords | 光周波数コム / レーザ安定化 / 位相同期 / 光周波数測定 |
Research Abstract |
我々は光周波数絶対値測定のための広範囲光周波数混む発生の研究としてその範囲をさらに拡大することとを試みた。具体的には以下の結果を得た。 1)短波長の光周波数コム発生器の内部第2次高調波の発生を実現した。そして、光ファイバーを用いたコムによる分極反転ニオブ酸リチウムを用いた光周波数コムの第2次高調波の発生をも実現した。この結果0.7um帯の波長において50THz幅のコムの発生が実現された。原理的には100THz程度の幅まで発生することが可能である。 2)また複数のコム間の位相同期も実現し、さらなるコムの広範囲化の可能性を示した。 3)以上のようなコムを用いてメタン1.66um帯の吸収線の絶対周波数測定の絶対周波数測定等を行った。 今後、光周波数の測定には光周波数コム発生器が用いられることになることが期待される。また最近の研究では光周波数コムという概念が光の基本的な特性であることが注目され、光周波数の測定以外の用途にも用いられるようになることが期待されるようになった。現在医療方面への応用を検討中である。
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