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プライバシーを考慮した認証方式の研究

Research Project

Project/Area Number 10750260
Research Category

Grant-in-Aid for Encouragement of Young Scientists (A)

Allocation TypeSingle-year Grants
Research Field 情報通信工学
Research InstitutionTohoku University

Principal Investigator

満保 雅浩  東北大学, 情報処理教育センター, 助教授 (60251972)

Project Period (FY) 1998 – 1999
Project Status Completed (Fiscal Year 1999)
Budget Amount *help
¥2,800,000 (Direct Cost: ¥2,800,000)
Fiscal Year 1999: ¥1,400,000 (Direct Cost: ¥1,400,000)
Fiscal Year 1998: ¥1,400,000 (Direct Cost: ¥1,400,000)
Keywordsプライバシー / メッセージ認証 / 委任署名 / 閾値多重署名
Research Abstract

メッセ一ジ認証やユーザ認証に匿名性を持たせる方法として匿名性を有する証明書を利用することが挙げられる。しかし、証明書自体を利用する方式は必ずしも計算量的な効率が良くないため、署名権の委任の仕方を改良したものとして委任署名が提案されている。委任署名は匿名証明書が埋め込まれた秘密を用いて署名を作成する方式であり、署名検証に署名者の公開鍵を必要としないため、匿名性を提供する。昨年度までに、委任署名に閾値法を適用して拡張した方式における匿名性の問題について考察した。具体的には、既存の方式の匿名性に関する問題点を指摘して、新たな閾値委任署名方式を構成した。本年度はこの結果をまとめて、外部発表をおこなった。
委任署名は検証者が署名者を特定できないため匿名性を有するが、昨年度までに検討していた方式では同一の署名者の複数の署名が同一の署名者により作成されたことが容易に判明し、この関連付けがなされてはいけない状況では利用できなかった。署名者グループ内での署名者の匿名性を提供する署名としてグループ署名が、また、署名者に匿名性を持たせる署名としてブラインド署名が存在する。そこで、グループ署名やブラインド署名の技術などを参考にして署名権の委任の仕方を変更することにより、より高い匿名性を有する閾値委任署名方式を構成し、その安全性解析を行なった。また、署名者が署名依頼者の意に反した行動をとることがありえるので、署名依頼者は必要に応じて署名者の匿名性を剥奪し、署名者を特定できなくてはいけない。この機能についても考察を行なった。

Report

(2 results)
  • 1999 Annual Research Report
  • 1998 Annual Research Report
  • Research Products

    (1 results)

All Other

All Publications (1 results)

  • [Publications] 満保雅浩: "閾値(委任)署名の匿名性に関する考察"電子情報通信学会技術研究報告. 99. (2000)

    • Related Report
      1999 Annual Research Report

URL: 

Published: 1998-04-01   Modified: 2016-04-21  

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