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サケ成長ホルモン遺伝子の組み換えによるサケ、マスの巨大成長に関する研究

Research Project

Project/Area Number 10760113
Research Category

Grant-in-Aid for Encouragement of Young Scientists (A)

Allocation TypeSingle-year Grants
Research Field General fisheries
Research InstitutionHokkaido University

Principal Investigator

森 司  北海道大学, 水産学部, 助手 (60241379)

Project Period (FY) 1998 – 1999
Project Status Completed (Fiscal Year 1999)
Budget Amount *help
¥2,000,000 (Direct Cost: ¥2,000,000)
Fiscal Year 1999: ¥1,000,000 (Direct Cost: ¥1,000,000)
Fiscal Year 1998: ¥1,000,000 (Direct Cost: ¥1,000,000)
Keywordsトランスジェニックサーモン / GH / トランスジェニックフィッシュ / サーモン
Research Abstract

ベニザケGH1遺伝子をメタロチオネインプロモターに接続したベクターOnMTGH1を用いた組み換えサケは著しく成長速度が早まり(約40倍)、頭部や鰓などで形態形成異常が起こることが知られている。また、その成長過程で血中GHも高くなることが判っているが、この著しく成長促進が見られる魚の組織で外来GH遺伝子がどのように発現しているのかを調べることを目的とした。その結果、外来GH遺伝子はほとんど全ての組織(特に脾臓、腸、幽門睡)で発現し、その量は成長の初期の幼魚期にノーザンハイブリダイゼーションで検出できるほど高く、その後検出不可能なほど低下した。しかし、RT-PCRを行うと全ての時期で発現していることが明らかになった。また、この遺伝子組み換えサケの脳下垂体はコントロール魚のそれと比べると約1/3に縮小し、さらに脳下垂体のGH遺伝子発現量も著しく減少することが判った。この研究を通して、実は遺伝子を導入していないコントロールのサケにおいても脳下垂体以外の組織で成長ホルモン遺伝子の発現が見られることが判った。この遺伝子を取り出し塩基配列の解析をしてみると、GH1遺伝子を導入しているサケにおいては少なくともGH2タイプの遺伝子は発現していることが判明した。また、コントロールのサケではGH1タイプの遺伝子も発現していることが最近判ってきたが、その発現量の差に関しては現在調べている最中である。ただ、頭骨形成や鰓に関しての成長異常に関与するsonic hedgehogやHoxD4遺伝子との関係をうまく調べることが出来なかった。

Report

(2 results)
  • 1999 Annual Research Report
  • 1998 Annual Research Report
  • Research Products

    (1 results)

All Other

All Publications (1 results)

  • [Publications] Tsukasa Mori: "Transgen and host growth hormone gene expression in pituitary and nonpituitary Tissues of normal and growth hormone transgenic salmon"Molecular and Cellular Endocrinology. 149. 129-139 (1999)

    • Related Report
      1999 Annual Research Report

URL: 

Published: 1998-04-01   Modified: 2016-04-21  

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