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HHV−6,−7の感染メカニズムの解明

Research Project

Project/Area Number 10770131
Research Category

Grant-in-Aid for Encouragement of Young Scientists (A)

Allocation TypeSingle-year Grants
Research Field Virology
Research InstitutionOsaka University

Principal Investigator

武田 和彦  阪大, 医学部, 助手 (70294072)

Project Period (FY) 1998 – 1999
Project Status Completed (Fiscal Year 1999)
Budget Amount *help
¥1,800,000 (Direct Cost: ¥1,800,000)
Fiscal Year 1999: ¥900,000 (Direct Cost: ¥900,000)
Fiscal Year 1998: ¥900,000 (Direct Cost: ¥900,000)
Keywordsヘルペスウイルス / 糖タンパク質 / cDNAライブラリー / 単クローン抗体
Research Abstract

1. HHV-6 variant B(HHV-6B)gp105遺伝子ホモログの解析
HHV-6A gp105遺伝子をプローブとしてHHV-6B感染細胞mRNAに対してノーザンブロット分析を行ったところ、2.1kbと3.1kbのバンドが検出された。このことより、HHV-6B感染細胞中でもHHV-6A gp105遺伝子に相当する遺伝子が発現していることが確認された。また、ウイルスDNA合成阻害剤であるPFA存在下ではこの遺伝子が発現されていないことをRT-PCR法を用いて確認した。この結果は、HHV-6B gp105遺伝子が後期遺伝子であることを示唆している。cDNAライブラリーよりHHV-6B gp105遺伝子ホモログを単離し、塩基配列を決定した。その結果、516アミノ酸よりなるII型膜タンパクをコードすること、HHV-6A gp105タンパクのC末端側に相当する領域を欠いていることが示唆された。単離したcDNAを用いてインビトロ転写翻訳を行ったところ56KDaのタンパクの合成が確認され、塩基配列より予想したタンパクの分子量58KDaとほぼ一致した。ミクロソーム存在下では分子量の増大が認められたことより、糖鎖付加されていることが予想された。HHV-6B gp105タンパクの細胞中での局在を確認するために、C末端部分にMycエピトープを付加したGP105/Mycタンパクを真核細胞中で発現させた。抗Myc抗体を用いた間接蛍光抗体法により、GP105/MycタンパクがERタンパクであるCalreticulinと共局在することがわかった。細胞膜表面への発現は認められなかった。
2. HHV-7cDNAライブラリーの作製および糖タンパク遺伝子の単離。
HHV-7(KHR株)感染細胞由来cDNAライブラリーを構築し、ウイルス糖タンパクをコードすると思われる遺伝子(U20,U21)cDNAを単離するとともに、遺伝子構造をノーザンブロット分析および5'-/3'-RACE法を用いて決定した。
3. 抗-HHV-7単クローナル抗体の作製およびイムノスクリーニング
HHV-7タンパクに対する単クローン抗体を作成し、イムノスクリーニングによりHHV-7の各種遺伝子(U14,U26,U27,U41,U42など)に反応するクローンを同定した。

Report

(1 results)
  • 1998 Annual Research Report

URL: 

Published: 1998-04-01   Modified: 2016-04-21  

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