Budget Amount *help |
¥1,400,000 (Direct Cost: ¥1,400,000)
Fiscal Year 1999: ¥700,000 (Direct Cost: ¥700,000)
Fiscal Year 1998: ¥700,000 (Direct Cost: ¥700,000)
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Research Abstract |
平成10年度は培養皮膚線維芽細胞膜上のIGF-1レセプター当たりの自己リン酸化能と成長との関係を検討を試みたが,十分な感度の測定系を確立することが出来なかった.そこで,平成11年度はIGF-I受容体をChinese hamster ovary(CHO)cellにIGF-I受容体をトランスフェクトし,IGF-I受容体を過剰発現させた細胞(CHO-IGFR)の供与を受け,測定系の問題点を明らかにする予定であった.しかしながら,この測定系ではスキャッチャー解析を行うまでの感度が得ることが出来ないことが判明した.そこで,単純に最大刺激のIGF-1に対する細胞あたりの自己リン酸化能を刺激前後で検討したが,遺伝歴を有するSFD低身長児,体質性低身長児,GHwithout growthが疑われる2名の高身長児,健常者間に有意差は認められなかった.成長障害児におけるIGF-1受容体の自己リン酸化能の成長に及ぼす影響は軽微であると推測された.
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