Project/Area Number |
10770470
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Research Category |
Grant-in-Aid for Encouragement of Young Scientists (A)
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Allocation Type | Single-year Grants |
Research Field |
Radiation science
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Research Institution | Hiroshima Prefectual College of Health and Welfare |
Principal Investigator |
羽根田 清文 広島県立保健福祉短期大学, 放射線技術科学科, 助手 (30280192)
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Project Period (FY) |
1998 – 1999
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Project Status |
Completed (Fiscal Year 1999)
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Budget Amount *help |
¥2,000,000 (Direct Cost: ¥2,000,000)
Fiscal Year 1999: ¥800,000 (Direct Cost: ¥800,000)
Fiscal Year 1998: ¥1,200,000 (Direct Cost: ¥1,200,000)
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Keywords | セキュリティ / 個人利用 / チャレンジパスワード / 利便性 / Java言語 / 認証方式 / 医療情報システム / 汎用性 |
Research Abstract |
1、各種学会発表などによる本方式の評論 学会などを通して、「質問に対する解答を利用した認証方式」を発表することにより、様々な立場の人間の意見を収集できた。得られた評価としては、理論的にユニークでありさらなる発展を求めるとの肯定的意見を多く得られたが、解答の信頼性(2にて調査)および認証時間(3にて実施)などの問題点の指摘もあった。 2、質問および解答の経時的信頼性の調査 本研究では、認証方式として、人間(利用者)の経験および嗜好などの記憶を利用した方式としているが、利用者が問題(質問と解答)を登録した時点より日数を経過することによる記憶の喪失および意識の変化などにより認証が正確に実施されるかを調査する為に利用者に経時的な信頼性(解答の正誤)の調査を実施した。 調査期間として、特定質問を1月毎、3月毎、6月毎および12月毎にて調査を行ったが、何れの期間においても誤答はなかった。また、この調査は長期間の検証が必要な為、来年度以降も継続して実施する予定である。 3、プログラムの改良 学会発表などから得られた意見をもとにプログラムの改良を実施した。特に、認証に要する時間が長くなる欠点を指摘された意見が多かったため時間短縮の改良を実施した。この改良作業は継続中である。 4、今後の予定 認証方式などのセキュリティ分野研究では、長期間の利用によりはじめて安全性が確認されることとなるので、今後も本研究を継続して実施することによりさらなる安全性の向上をめざす予定である。また、利用者として患者を対象とした場合の特定利用者に限定した場合の研究として行きたい。
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