Project/Area Number |
10770477
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Research Category |
Grant-in-Aid for Encouragement of Young Scientists (A)
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Allocation Type | Single-year Grants |
Research Field |
Psychiatric science
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Research Institution | 山梨医科大学 |
Principal Investigator |
碓氷 章 山梨医科大学, 医学部, 助手 (40203517)
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Project Period (FY) |
1998 – 1999
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Project Status |
Completed (Fiscal Year 1999)
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Budget Amount *help |
¥2,200,000 (Direct Cost: ¥2,200,000)
Fiscal Year 1999: ¥800,000 (Direct Cost: ¥800,000)
Fiscal Year 1998: ¥1,400,000 (Direct Cost: ¥1,400,000)
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Keywords | 季節性変動 / 概日リズム / メラトニン / 深部体温 / 活動数 / 睡眠 / 光 / 社会的因子 |
Research Abstract |
1.健康成人10名(男子6名・女子4名)を対象に、以下の記録、測定を行った(うち3名は種々の理由で中断)。 (1)睡眠覚醒リズム表の自記記録をした(1年間連日)。また、一日の終わりに気分や能率の良し悪しなどをvisual analog scaleにて記録した。7名中2名は平成11年10月以降も記録を続けている(2年目)。 (2)被検者5名は、AMI社製Motion logger Actigraphを非利腕手首に装着して、各1分間の活動数(0.01G以上)を測定した(1年間連日)。各分の活動数に基づいて睡眠・覚醒状態を判定した。 (3)被検者3名は、深部体温(直腸・膣温)を0.01℃の分解能で1分毎に測定した(月1回1週間)。今回は下記(4)採血日の24時間データに対して、Two harmonic regressionを行い、その最低体温時刻を算出した。 (4)被検者4名は、冬春夏秋の4時点で24時間連続(1〜3時間間隔)採血を行った。室内照度は15luxにし、室内での生活はad libitumとした。RIA法にて血清メラトニンを測定し、一日の最高値と最低値の中間を横切る時刻をmelatonin onsetとした。また、Three harmonic regressionを行い、その頂点時刻を求めた。 2.結果 (1)上記で求めた最低体温時刻とメラトニン頂点時刻は高い相関を示し(r^2=0.772)、相関係数も1に近似していた。 (2)被検者のうち1例は、社会的因子が弱まった時に睡眠覚醒リズムがフリーランしており、体温・メラトニンリズムも昼夜逆転していた。これについては、第25回日本睡眠学会(平成12年6月、横浜)で報告する。 (3)体温・メラトニンの位相を夏冬間で比較すると、夏に約2時間前進していた。これは、本研究前に検討した睡眠覚醒リズムの年変動(約20分)(Psychiatry and Clinical Neurosciences印刷中)と比べ大きく、甲府における日出・日没時刻の年変動とほぼ一致している。この結果については、第6回日本時間生物学会(平成11年11月、仙台)にて報告した。
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