アポトーシス抑制能を有する新しいプロテアーゼ抑制遺伝子のクローニング
Project/Area Number |
10770519
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Research Category |
Grant-in-Aid for Encouragement of Young Scientists (A)
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Allocation Type | Single-year Grants |
Research Field |
Hematology
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Research Institution | National Institute of Radiological Sciences |
Principal Investigator |
田野崎 栄 放射線医学総合研究所, 放射線障害医療部, 研究員 (70267186)
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Project Period (FY) |
1999 – 2000
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Project Status |
Completed (Fiscal Year 1999)
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Budget Amount *help |
¥1,900,000 (Direct Cost: ¥1,900,000)
Fiscal Year 1999: ¥500,000 (Direct Cost: ¥500,000)
Fiscal Year 1998: ¥1,400,000 (Direct Cost: ¥1,400,000)
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Keywords | アポトーシス / プロテアーゼインヒビター / 白血病細胞 / calpastatin |
Research Abstract |
同一白血病(FAB;M0)よりサイトカイン(IL3,SCF)依存性および自立性に増殖する白血病細胞2種類を樹立した。この2細胞の形態的は依存性細胞株では増殖するにもかかわらず全細胞の35%がアポトーシスの形態をとり死滅する。この2細胞間でmRNA発現程度に差がある遺伝子の同定をDifferential display(DD)法にて試み、自立性細胞に高発現を認めた遺伝子(R3-2)の一部(1.2kb)を同定しえた。このR3-2をプローブとして白血病細胞2種類につきNorthern法でも同様R3-2は自立性細胞に高発現(数100倍)を認めた。しかも、K562,HELおよびこの依存性細胞株はサイズが5.0kbであるが、自立性細胞株は4.5kbとサイズが変化していた。R3-2の一部(1.2kb)をホモロジー解析したところ、プロテアーゼインヒビターであるcalpastatinに62.3%ホモロジーを有していた。R3-2を既存のcalpastatinの塩基配列をもとにRT-PCRを行い塩基配列を随意時決定していったところ、一部エクソンがスプライシングアウトしているcalpastatinのアイソタイプであることがわかった。現在このcDNA全長をクローニングしており、このcalpastatinアイソタイプの機能をヒト白血病細胞K562,HL60等に遺伝子導入し、カゼイン蛋白分解活性抑制アポトーシスの比率などで検討中である。
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Report
(2 results)
Research Products
(10 results)