Budget Amount *help |
¥1,200,000 (Direct Cost: ¥1,200,000)
Fiscal Year 1999: ¥500,000 (Direct Cost: ¥500,000)
Fiscal Year 1998: ¥700,000 (Direct Cost: ¥700,000)
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Research Abstract |
1.傍気管神経節細胞の単離 エーテル麻酔下に、1-2週齡のウイスターラットの胸部を開き、気管を摘出。その気管から傍気管神経節を切り離し、酵素処理を施行。それをピペッティングすることにより神経節細胞を単離した。 2.イオン電流の記録 conventional patch-clamp methodおよびnystain methodにてwhole-cell modeでイオン電流を記録した。以上の実験系を用いて以下の項目について検討を行った。 (1)膜電位依存性イオン電流についての検討 膜電位依存性イオン電流はconventional patch-clamp methodならびにnystain methodとも記録された。今回記録された膜電位依存性イオン電流の生理・薬理学的特性は以前報告されたものと同様であった。 (2)Dopamine,GABA,Noradrenaline,Somatostatin,Adenosineにより惹起されるイオン電流の有無についての検討。 上記4物質により惹起されるイオン電流は、どちらの方法を用いても記録されなかった。 (3)膜電位依存性イオン電流に対する,Dopamine,GABA,Noradrenaline,Somatostatin,Adenosineの影響について検討。 膜電位依存性イオン電流に対して、上記4物質は影響を与えなかった。 今後は、上記4物質以外の神経活性物質について検討する必要があると考えられた。
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