• Search Research Projects
  • Search Researchers
  • How to Use
  1. Back to previous page

レニン・アンジオテンシン系の眼内局在と分子生物学的研究

Research Project

Project/Area Number 10770933
Research Category

Grant-in-Aid for Encouragement of Young Scientists (A)

Allocation TypeSingle-year Grants
Research Field Ophthalmology
Research InstitutionHiroshima University

Principal Investigator

高松 倫也  広島大, 医学部, 助手 (50274056)

Project Period (FY) 1998 – 1999
Project Status Completed (Fiscal Year 1999)
Budget Amount *help
¥1,700,000 (Direct Cost: ¥1,700,000)
Fiscal Year 1999: ¥800,000 (Direct Cost: ¥800,000)
Fiscal Year 1998: ¥900,000 (Direct Cost: ¥900,000)
Keywordsレニン / アンジオテンシン / 緑内障 / 毛様体 / 脈絡膜 / in situ hybridization
Research Abstract

緑内障の病態生理の解明に向けて、まず眼内でのレニンの産生部位を同定することを目的とした。レニンの既知の塩基配列からプライマーを設計し、マウスのcDNAライブラリーを用いてPCR(polymerase chain reaction)を行った。そのようにして作成されたプローブのtempleteとなるDNA fragmentからRNAプローブを作成し、マウスの眼球の組織切片に対してin situ hybridizationを行った。そして緑内障の病態生理に深く関わっているであろうと推察される毛様体や脈絡膜を中心にレニンの発現を調べた。しかし残念ながら、レニンの顕著な発現をとらえることはできなかった。したがって結果的には、レニンの眼内での産生部位を同定できなかったが、まだまだ偽陰性である可能性も否定できなくもないので、さらにその再現性の有無について検討する予定である。
また、緑内障を別の観点から考えるみると、眼圧上昇または眼内血流障害などによって障害された網膜を再生させることを検討することも極めて重要であるように思われる。そのためには網膜の発生や分化の過程において、重要な役割を担う遺伝子を同定しなければならない。つまり、網膜の分化を誘導する遺伝子をクローニングする必要がある。さらに分化誘導遺伝子は細胞の増殖や生存を促進する機能を併せもつことが多いので、緑内障による網膜障害を阻止する可能性を秘めている。以上より今後は、マウスの網膜の分化を誘導する遺伝子のクローニングについても検討していく予定である。

Report

(1 results)
  • 1998 Annual Research Report

URL: 

Published: 1998-04-01   Modified: 2016-04-21  

Information User Guide FAQ News Terms of Use Attribution of KAKENHI

Powered by NII kakenhi