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根尖性歯周炎における内分泌ホルモン(PTH,CT)の骨吸収調節機構の解明

Research Project

Project/Area Number 10771064
Research Category

Grant-in-Aid for Encouragement of Young Scientists (A)

Allocation TypeSingle-year Grants
Research Field Conservative dentistry
Research InstitutionKanagawa Dental College

Principal Investigator

南田 厳司  神奈川歯科大学, 歯学部, 助手 (70288083)

Project Period (FY) 1998 – 1999
Project Status Completed (Fiscal Year 1999)
Budget Amount *help
¥800,000 (Direct Cost: ¥800,000)
Fiscal Year 1999: ¥800,000 (Direct Cost: ¥800,000)
Keywords(1)根尖病変 / (2)副甲状腺 / (3)甲状腺 / (4)HE染色 / (5)TRAP染色 / (6)PTH / (7)CT / 根尖病変 / 副甲状腺 / 甲状腺 / CT(Caltitonin) / PTH(Parathyroid hormone)
Research Abstract

本研究では、副甲状腺摘出および甲状腺+副甲状腺摘出に発症した根尖病変を病理組織学的に検索することにより、Parathyroidehorumone (PTH),Caltitonin(CT)の歯槽骨吸収に及ぼす影響を検討した。露髄後1週後および3週後に下顎骨を摘出し、10%ホルマリン固定後、EDTA溶液にて脱灰し、連続切片を作製しHE染色およびTRAP染色を行い検索した。根尖病変の発症は、正常ラット、副甲状腺摘出ラット、甲状腺+副甲状腺摘出ラットの全ての実験群において露髄後1週で確認された。各実験群に認められた根尖病変内には、多形核白血球、マクロファージおよびリンパ球の浸潤を伴う炎症巣の形成が認められ、各実験群の根尖歯周組織における浸潤炎症性細胞は大きな変化が認められなかった。露髄後3週では根尖歯周組織の炎症病変の拡大と、浸潤炎症性細胞数の増加が認められたが、副甲状腺摘出群の根尖病変は他群と比較して有意に骨吸収面積が増加した。また、各実験群において、根尖病変の進展に伴い破骨細胞数の増加が認められた。特に副甲状腺摘出群の3週では、破骨細胞の出現が著しく増加したが、大型多核細胞数の出現が他群と比較して減少していた。以上の結果から、根尖病変における歯槽骨吸収には局所因子となる細菌感染だけではなく内分泌ホルモンの関与も示唆され、骨吸収因子である破骨細胞の誘導に密接に関与している可能性が示された。

Report

(2 results)
  • 1999 Annual Research Report
  • 1998 Annual Research Report

URL: 

Published: 1999-04-01   Modified: 2016-04-21  

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