Project/Area Number |
10771107
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Research Category |
Grant-in-Aid for Encouragement of Young Scientists (A)
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Allocation Type | Single-year Grants |
Research Field |
補綴理工系歯学
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Research Institution | Tsurumi University |
Principal Investigator |
坪田 有史 鶴見大学, 歯学部, 助手 (30267538)
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Project Period (FY) |
1998 – 1999
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Project Status |
Completed (Fiscal Year 1999)
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Budget Amount *help |
¥1,400,000 (Direct Cost: ¥1,400,000)
Fiscal Year 1999: ¥200,000 (Direct Cost: ¥200,000)
Fiscal Year 1998: ¥1,200,000 (Direct Cost: ¥1,200,000)
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Keywords | 支台築造 / レジン支台築造 / コア用コンポジットレジン / 接着強さ / 象牙質処理 / 間接法 / コンポジットレジン支台築造 / 支台築造用コンポジットレジン / 剪断接着強さ / 剪断接着試験 |
Research Abstract |
コア用コンポジットレジンによる支台築造に関して,支台歯に接着を行う間接法について検討した.コア用コンポジットレジンによる築造体を支台歯象牙質に接着した場合,可視光線の届きにくいポスト孔内の接着に重点をおき,接着前の各種ヒト象牙質処理について,試料作成24時間後とサーマルサイクル5000回後の剪断接着強さを測定し,比較検討した.また,各種処理後のSEM観察を行った. その結果,接着強さにおいて,試料作製24時間後で40%リン酸水溶液,10%NaOCl水溶液,EDプライマー処理後,デュアルキュア型ボンディング剤Photo Bondを使用した条件が最も高い接着強さを示した.接着耐久性を調べる目的で行ったサーマルサイクル5000回後においても同様な結果が得られた.直接法を間接法の条件間を比較すると前述の条件は試料作製24時間後,サーマルサイクル5000回後ともに直接法で得られた接着強さより高い値を示した. 従って,口腔内での臨床的な操作の容易さを考え併せると,間接法によるレジン支台築造法は直接法と同等あるいはそれ以上の接着強さを示し,有効な術式であることが示唆された. SEM観察において,40%リン酸水溶液および10%NaOCl水溶液処理により象牙細管開口部が大きく露出していることが確認できた.
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Report
(2 results)
Research Products
(1 results)