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機能水のデンチャープラークコントロール効果

Research Project

Project/Area Number 10771110
Research Category

Grant-in-Aid for Encouragement of Young Scientists (A)

Allocation TypeSingle-year Grants
Research Field 補綴理工系歯学
Research InstitutionAsahi University

Principal Investigator

岩堀 正俊  朝日大学, 歯学部, 助手 (00247553)

Project Period (FY) 1998 – 1999
Project Status Completed (Fiscal Year 1999)
Budget Amount *help
¥1,500,000 (Direct Cost: ¥1,500,000)
Fiscal Year 1999: ¥700,000 (Direct Cost: ¥700,000)
Fiscal Year 1998: ¥800,000 (Direct Cost: ¥800,000)
Keywords機能水 / デンチャープラークコントロール
Research Abstract

酸性機能水は,多くの細菌に対して瞬時に殺菌効果を発揮し,しかも使用後は安全な水に戻ることから現在,各分野で盛んに研究が行われている.しかしながら,この酸性機能水が歯科材料に及ぼす影響を検討したものはほとんどない.いかに殺菌効果に優れていて口腔諸領域の治療に応用しようとしても,歯科材料に悪影響を及ぼすものであるならば,使用不可と言わざるを得ない.
そこで本研究では,義歯用材料(床用レジン,リライニング用レジン,義歯床用エンジニアリングプラスチック)に対し,機能水(強酸性水および強アルカリ水)が本材料に及ぼす影響について検討を加えることを発案した.
その結果,リライニング用レジンは浸漬液に関わらず色差が増加し,強酸性水に浸漬した義歯床用エンジニアリングプラスチックの色差はやや増加した.しかし,表面粗さ,光沢度およびヌープ硬さでは強酸性水の影響はほとんど見られなかった.
また,硬質レジン歯,アクリリックレジン歯およびポリスルフォン樹脂レジン歯等の人工歯への強酸性水の影響はヌープ硬さ,表面粗さおよび色調変化に関してほとんど変化がなかった.
さらに,磁性アタッチメントおよび粘膜調整材への影響では,強酸性水に浸漬した磁性アタッチメントで,1部光沢が低下したのを除けば大きな変化はなく,以上の歯科材料すべてはデンチャープラークコントロールに使用しても差し支えないと思われた.
しかし,実際のチェアーサイドで,酸性水を利用した義歯清掃を行い細菌培養試験を実施したところ,in vitroの結果ほど殺菌されていないことも判明し,今後,より効果的で簡便な清掃方法の検討を行う必要がある.

Report

(2 results)
  • 1999 Annual Research Report
  • 1998 Annual Research Report

URL: 

Published: 1998-04-01   Modified: 2016-04-21  

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