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実験的歯の移動におけるTGF-P1,2ならびに3遺伝子の発現に関する研究

Research Project

Project/Area Number 10771205
Research Category

Grant-in-Aid for Encouragement of Young Scientists (A)

Allocation TypeSingle-year Grants
Research Field 矯正・小児・社会系歯学
Research InstitutionKanagawa Dental College

Principal Investigator

笹栗 健一  神奈川歯科大学, 歯学部, 助手 (10235286)

Project Period (FY) 1998 – 1999
Project Status Completed (Fiscal Year 1999)
Budget Amount *help
¥2,100,000 (Direct Cost: ¥2,100,000)
Fiscal Year 1999: ¥1,000,000 (Direct Cost: ¥1,000,000)
Fiscal Year 1998: ¥1,100,000 (Direct Cost: ¥1,100,000)
Keywords(1)マウス / (2)歯の移動 / (3)H-E染色 / (4)TRAP染色 / (5)cafal / マウス / 上顎前歯 / 歯の移動 / H-E染色 / TRAP染色
Research Abstract

前年度までに本申請者は、マウスの上顎前歯にWaldoらの方法を用いて実験的歯の移動を行ったところ、組織学的な所見としてこれまでに報告されている、前歯周囲組織に圧迫側と牽引側を際限する事が確認された。すなわち、圧迫側では破骨細胞を中心とした骨の吸引、牽引側では骨芽細胞様細胞による骨の添加が観察された。近年の研究によりTGF-βファミリーは、細胞の分化、発生、増殖抑制並びにアポトーシスの制御などの多彩な機能を有している事が明らかとなってきている。すなわち、今回確立された実験的歯の移動に伴う歯周組織の改造現象においてもTGF-βが重要な働きを担っているものと考えられた。特にin vitroの実験形を用いた研究から、TGF-βのシグナルを核に伝達するSmad複合体は他の様々な転写因子と協調して標的遺伝子の転写を調節しているものと考えられている。一方、1997年に骨芽細胞のマスターレギュレイターと呼ぶにふさわしい転写因子cbfalが明らかにされ、TGF-βファミリーの作用による協調的に働くことが明らかとなってきた。そこで本申請者は、実験的歯の移動におけるTGF-β1,2ならびに3とcbfalの役割を検討する目的で,先ずマウスリコンビナントcbfal蛋白質に対する特異的なモノクロナール抗体を作製した。本モノクロナール抗体は、western blot analysis,super shift assayならびにラット組織を用いた免疫組織染色で、特異的に反応することが明らかとなった。今後、本研究より確立された、実験的歯の移動における歯周組織の改造現象におけるTGF-β1,2ならびに3と転写因子cbfalの役割を検討していく予定である。

Report

(2 results)
  • 1999 Annual Research Report
  • 1998 Annual Research Report

URL: 

Published: 1998-04-01   Modified: 2016-04-21  

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