Project/Area Number |
10780132
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Research Category |
Grant-in-Aid for Encouragement of Young Scientists (A)
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Allocation Type | Single-year Grants |
Research Field |
教科教育
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Research Institution | Hiroshima University |
Principal Investigator |
大鹿 聖公 広島大学, 教育学部, 助手 (50263653)
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Project Period (FY) |
1998 – 1999
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Project Status |
Completed (Fiscal Year 1999)
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Budget Amount *help |
¥2,100,000 (Direct Cost: ¥2,100,000)
Fiscal Year 1999: ¥400,000 (Direct Cost: ¥400,000)
Fiscal Year 1998: ¥1,700,000 (Direct Cost: ¥1,700,000)
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Keywords | 植物の実験観察 / マルチメディア / インターネット教材 |
Research Abstract |
1.植物に関する実験およびインターネット利用に関する資料・情報の収集 インターネット上で公開されている実験観察に関する内容、インターネットの教育利用等について、各種資料収集や情報収集を行った。 2.インターネット用マルチメディア教材の作製 上記1により収集した情報から、教材の内容として取り上げる植物に関する実験観察の項目を決定し、実験観察した結果を各種影像や画像として記録した。これらの素材をもとに、コンピュータを用いて実験観察に役立つインターネット用マルチメディア教材の開発・作製を行った。記録した影像については教材の内容としてふさわしく、効果的なものとなるように加工・編集を行い、実験観察時に利用が容易になるようにした。また、実際に生徒が利用して観察・実験に役立つ情報が閲覧できるようにした。それ以外にも、利用者との情報交換を行えるように、電子メールによる双方向利用が可能な機能や、教材の有効性を確認するためのアンケート機能を追加した。 3.マルチメディア教材の公開及び成果のとりまとめ 上記2で開発したインターネット用マルチメディア教材を広島大学のサーバー上へ移行し、開発した教材を広く一般に公開した。また、教材の公開とともに、アンケートを実施し、教材の感想や有効性について利用者から情報を収集し、結果を分析した。これらにより、インターネットを利用した教材は学校現場において自由に活用でき、また、ニーズに応じた教材として利用が可能であることがわかった。 本研究の成果である開発した教材の内容、およびその利用状況や有効性について、日本生物教育学会全国大会において発表を行った。また、開発したマルチメディア教材は現在もインターネット上で公開中であり、常時利用可能となっている。また、インターネットが利用できない教育現場に対しては、教材の内容をコピーしたCD-ROMを配布することで教材普及を行った。
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