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忘却と一般化・特殊化による事例ベースの環境変化への適応に関する研究

Research Project

Project/Area Number 10780244
Research Category

Grant-in-Aid for Encouragement of Young Scientists (A)

Allocation TypeSingle-year Grants
Research Field Intelligent informatics
Research InstitutionTeikyo University

Principal Investigator

渡辺 博芳  帝京大学, 理工学部, 助手 (40240519)

Project Period (FY) 1998 – 1999
Project Status Completed (Fiscal Year 1999)
Budget Amount *help
¥2,300,000 (Direct Cost: ¥2,300,000)
Fiscal Year 1999: ¥900,000 (Direct Cost: ¥900,000)
Fiscal Year 1998: ¥1,400,000 (Direct Cost: ¥1,400,000)
Keywords事例ベース推論 / 忘却 / 一般化 / 知識工学
Research Abstract

これまでの検討で,環境変化に適応するための事例ベース管理法として,一般化・特殊化による方法と,忘却による方法がそれぞれ有効であることが分かっている.特に,事例修正機能を含まない場合は,一般化・特殊化による方法が有効であり,事例修正機能を含む場合は,事例の信頼度に着目した忘却の手法が有効であった.また,2つの手法を単に組合わせた場合,もとの手法の中間的な性能を示すことも確かめている.
本年度の研究では,もとの2つの手法を超える性質を示すような相乗効果を持つ統合化手法を実現するという高い目標をかかげ,いくつかのアイディアを,電力系統事故時復旧問題を対象としたシミュレーションによって評価を行ったが,相乗効果を示すような統合化手法を確立するには至らなかった.現時点では,事例ベース管理の目的に応じて一般化・特殊化による方法,忘却による方法,それらの組合わせを使い分けるのが最善と考えられる.
本研究の主目的は達成するに至らなかったが,研究遂行において,以下のような新しい視点を得た.すなわち,これまで事例の自動修正が可能なドメインでの事例ベース管理を対象としてきたが,事例の修正を人間が行うようなドメインについても検討を行う必要がある.システムが事例を修正する場合は修正方法が一定であるが,人間が修正を行う場合は,修正方法が一定していないなど,このようなドメインでは,事例の修正方法,解の適切さの尺度さえも環境変化の影響を受け得るためである.今後,これらについて検討したい.

Report

(2 results)
  • 1999 Annual Research Report
  • 1998 Annual Research Report

URL: 

Published: 1998-04-01   Modified: 2016-04-21  

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