グループ活動を支援するための情報検索および情報共有システムに関する研究
Project/Area Number |
10780269
|
Research Category |
Grant-in-Aid for Encouragement of Young Scientists (A)
|
Allocation Type | Single-year Grants |
Research Field |
情報システム学(含情報図書館学)
|
Research Institution | The University of Tokyo (1999) National Institute of Informatics (1998) |
Principal Investigator |
杉本 雅則 東京大学, 情報基盤センター, 助教授 (90280560)
|
Project Period (FY) |
1998 – 1999
|
Project Status |
Completed (Fiscal Year 1999)
|
Budget Amount *help |
¥1,700,000 (Direct Cost: ¥1,700,000)
Fiscal Year 1999: ¥700,000 (Direct Cost: ¥700,000)
Fiscal Year 1998: ¥1,000,000 (Direct Cost: ¥1,000,000)
|
Keywords | 情報検索 / 情報可視化 / ヒューマンコンピュータインタラクション / 情報共有 / グループ活動支援 / 可視化 |
Research Abstract |
本研究は、グループ活動を支援するための情報検索および情報共有機能を持つ情報システムの構築を目指して、2年間のプロジェクトとして行われた。本研究の核となるシステムおよび技術として、これまでの研究において、COSPEXと呼ばれるシステムの開発を進めてきた。COSPEXは、ネットワーク上の分散情報資源からの情報収集を支援するためのシステムである。 初年度は主として、COSPEXの情報検索機能の強化を行った。利用者による情報の高度な活用を支援するために、まずユーザモデリングに関する基礎的な検討を行った。その上で、機械学習技術を応用した機能を実装することにより、ユーザとのインタラクションを通して、ユーザの検索意図を推定することを可能にした。次に、システムの情報可視化モジュールを新たに実装し、情報資源の意味的構造を可視化する機能を実現することにより、検索過程においてユーザが容易に情報発見を行えるようにした。 次年度は、グループでの活動を支援するための機能を構築するため、数万件に上る大規模な文書集合を対象とし、共有データフォーマットの検討を進め、それに基づきデータ作成、および大規模データに対応するためのシステム性能の改良を進めた。情報共有支援機能については、まだ不十分であり、さらなる検討と改良の余地があるため、今後も引き続き、システム性能の向上や評価実験などを行いたいと考えている。
|
Report
(2 results)
Research Products
(3 results)