Project/Area Number |
10780434
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Research Category |
Grant-in-Aid for Encouragement of Young Scientists (A)
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Allocation Type | Single-year Grants |
Research Field |
Molecular biology
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Research Institution | The Institute of Physical and Chemical Research |
Principal Investigator |
戴 平 理化学研究所, 分子遺伝学研究室, 基礎科学特別研究員 (20291924)
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Project Period (FY) |
1998 – 1999
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Project Status |
Completed (Fiscal Year 1999)
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Budget Amount *help |
¥1,900,000 (Direct Cost: ¥1,900,000)
Fiscal Year 1999: ¥900,000 (Direct Cost: ¥900,000)
Fiscal Year 1998: ¥1,000,000 (Direct Cost: ¥1,000,000)
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Keywords | ヘッジホグ / GLI / コアクティベーター / CBP / プロセッシング / 形態形成 / 転写活性化 |
Research Abstract |
形態形成において重要な役割を果たすヘッジホグシグナル伝達経路において、動物細胞Gli遺伝子ファミリーの3つの遺伝子産物(GLI1〜3)は重要な役割を果たしている。しかし、各々の機能的差異については全く分かっていなかった。私達は転写仲介因子CBPが転写因子GL13に結合し、そのコアクティベーターとして機能すること、GLI3がGli1プロモーターに結合し活性化することを明らかにした。また、GLI3がメタルフィンガー領域の後ろ側でプロセッシングを受け、N端側領域を含むリプレッサーが産生されることを明らかにした。このプロセッシングはPKAシグナルによって促進され、逆にShhシグナルによって抑制されることを示した。これらの結果から、ショウジョウバエのヘッジホグシグナル伝達経路において機能する転写因子Ciと同様の機能を、GLI3が持つことを明らかにした。
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Report
(2 results)
Research Products
(3 results)