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終神経のゴナドトロピン放出ホルモン細胞への感覚入力

Research Project

Project/Area Number 10780474
Research Category

Grant-in-Aid for Encouragement of Young Scientists (A)

Allocation TypeSingle-year Grants
Research Field Nerve anatomy/Neuropathology
Research InstitutionNippon Medical School

Principal Investigator

山本 直之  日本医科大学, 医学部, 講師 (80256974)

Project Period (FY) 1998 – 1999
Project Status Completed (Fiscal Year 1999)
Budget Amount *help
¥1,700,000 (Direct Cost: ¥1,700,000)
Fiscal Year 1999: ¥600,000 (Direct Cost: ¥600,000)
Fiscal Year 1998: ¥1,100,000 (Direct Cost: ¥1,100,000)
Keywords終神経 / GnRH / 入力路 / ティラピア / グーラミー / 硬骨魚類 / 一般体性感覚 / ゴナドトロピン放出ホルモン / 中脳被蓋
Research Abstract

平成11年度に行った研究によって以下の成果が得られた。
1.正常標本の電子顕微鏡検察及び免疫組織化学標本の光学顕微鏡観察を行った結果、終神経の神経節には大型と中型の2種類の細胞が見られ、大型細胞がGnRH陽性である。
2.大型細胞では、核は複雑に入り組んだ形態を示し、ゴルジ装置と粗面小胞体が良く発達している。また、多数の有芯小胞が細胞体と樹状突起にみられる。多様な形態のシナプス小胞と有芯小胞を持つ終末と球形のシナプス小胞を持つ終末とシナプスを形成し、前者は主に細胞体に後者は主に樹状突起に終末する。
3.中型ニューロンの細胞体は、球形のシナプス小胞を持つ終末とシナプスを形成する。扁平なシナプス小胞を持つ終末や多様な形態のシナプス小胞を持つ終末も稀に見られる。
平成10年度に行ったトレーサー実験標本の光学顕微鏡観察により、1)終神経の細胞群には中脳から一般体性及び視覚性の感覚情報が、終脳から嗅覚性の感覚が送られること、2)中脳からの入力は極めて豊富であることが示唆されている。11年度に行った電子顕微鏡観察で見られた終末は、これらの脳部位に由来すると考えられる。これらの脳部位にトレーサー注入し電子顕微鏡標本を作成することに既に成功しており、現在観察中である。解析の結果、終神経の2タイプの細胞群のそれぞれがどのような性質の入力をうけているかさらに明らかになると期待される。また。平成10年度のトレーサー実験標本の光学顕微鏡観察に関しては、質、量ともにすでに十分な成果が得られており現在投稿準備中である。

Report

(2 results)
  • 1999 Annual Research Report
  • 1998 Annual Research Report

URL: 

Published: 1998-04-01   Modified: 2016-04-21  

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