Project/Area Number |
10780511
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Research Category |
Grant-in-Aid for Encouragement of Young Scientists (A)
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Allocation Type | Single-year Grants |
Research Field |
神経・脳内生理学
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Research Institution | Wakayama Medical University |
Principal Investigator |
木村 晃久 和歌山県立医科大学, 医学部, 講師 (20225022)
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Project Period (FY) |
1998 – 1999
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Project Status |
Completed (Fiscal Year 1999)
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Budget Amount *help |
¥2,100,000 (Direct Cost: ¥2,100,000)
Fiscal Year 1999: ¥500,000 (Direct Cost: ¥500,000)
Fiscal Year 1998: ¥1,600,000 (Direct Cost: ¥1,600,000)
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Keywords | LTP / Unit Discharge / 可塑性 / 大脳皮質 / 海馬 |
Research Abstract |
研究課題の予備実験を施行した。以下の3点について実験を施行、その内容を今後の研究へと応用する予定である。1)LTPを誘導する入力ソースと、Spontaneous activity(discharge probability)が修飾されると仮定される神経細胞との解剖上の関係を調べる方法を確立した。モデルとして、ラットのHippocampus Dentate Gyrus(DG)-CA3(in vivo)を使った。DGのConditioningによるCA3細胞のactivityの変化を記録、同時にBiocytinにより、刺激(DG)と記録部位(CA3)の解剖上の関係を調べた。2)Discharge probabilityの変化を詳細に検討できるようBurst dischargeを分離する解析ソフトを作製、1)の実験において作動することを確認した。3)研究課題(大脳運動皮質、体性感覚野における神経細胞のDischargeの可塑性)に1)を適用するため、その予備段階として、ラットのThalamus VPL、VLにBiocytinを注入、Thalamocortical connectionを調べている。前年度から確立した計測システムとソフト(Single unitの分離、Autocorrelation Function等の解析)、及び、1)、2)を研究課題に適用し、研究を発展させる予定である。尚、前年度の計測システムにより得られたラットのHippocampus Dentate Gyrus(DG)の神経細胞のDischargeの可塑性については、論文にまとめ、現在投稿中である。
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