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中高年期の「残余時間意識」に関する研究-生活意識および行動の世代比較-

Research Project

Project/Area Number 10871031
Research Category

Grant-in-Aid for Exploratory Research

Allocation TypeSingle-year Grants
Research Field 社会学(含社会福祉関係)
Research InstitutionWakayama University

Principal Investigator

高橋 正人  和歌山大学, 教育学部, 助教授 (20236318)

Project Period (FY) 1998
Project Status Completed (Fiscal Year 1998)
Budget Amount *help
¥1,600,000 (Direct Cost: ¥1,600,000)
Fiscal Year 1998: ¥1,600,000 (Direct Cost: ¥1,600,000)
Keywords高齢者 / 時間意識 / 生活意識 / 社会福祉意識
Research Abstract

中高年期の時間意識に関する調査を企画し実施した。w市内に居住する中高年者を選挙人名簿から無作為抽出し、訪問面接調査を行った。対象数は830名、調査完了数は571。主な調査項目は「過去、現在、未来についての時間意識」についてで、「過去の人生に対する評価(満足度)」、「現在の不安感(生活満足度)」、「将来に対するおそれ」、「将来に対する備え」等の問いを設定した。
また時間意識との関連を分析するために、高齢期の生活を支える社会福祉サービスや保健医療制度に関する質問も設定した。とくに高齢者保健福祉推進10カ年戦略、公的介護保険制度等、現在課題になっている事柄については、その認知、態度等について質問を設定した。他に、モラール、人生観、自己観念等の意識項目、また健康状態、日常生活における健康行動、生きがい、家族生活、居住歴、職業歴等についても質問を設けた。
基礎集計結果の一部を示すと、高齢者に対する質問で、「自分自身が老年期にあることを意識したことはあるか」という問いに対しては、「ある」が72%、「ない」が24%であった。また「自分の人生を思うとき、これまで生きてきた時間に気持ちが向かうか、これからの時間に気持ちが向かうか」という問いに対しては、「これからの時間」が50%、「現在のみ」が22%、「これまでの時間」は13%で、前向きの生き方を示すような結果が得られた。「これまでの人生を振り返って、なすべきことは成し遂げたか成すべきことが残っているか」という問いに対しては、「成し遂げた」18%、「どちらかというと成し遂げた」30%で、「なすべきことが残っている」13%、「どちらかというとまだ残っている」30%で、成し遂げたと答えた者の割合がわずかに上回った。

Report

(1 results)
  • 1998 Annual Research Report

URL: 

Published: 1998-04-01   Modified: 2016-04-21  

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