Budget Amount *help |
¥1,900,000 (Direct Cost: ¥1,900,000)
Fiscal Year 2000: ¥600,000 (Direct Cost: ¥600,000)
Fiscal Year 1999: ¥600,000 (Direct Cost: ¥600,000)
Fiscal Year 1998: ¥700,000 (Direct Cost: ¥700,000)
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Research Abstract |
1 本研究の3年目に当たる平成12年度は,主として関東・東北地区の各教育会が昭和20年までに発行した機関誌を調査し,アイヌ教育関係記事を収集した。当該機関誌の所蔵機関は文部省学術情報センター編『学術雑誌総合目録』(平成8年版)所収データを基礎として,その不足分を研究代表者の独自調査で補った。 2 平成12年度に調査の対象とした教育会機関誌(一部省略)と所蔵機関は次の通りである。 (1)教育会機関誌/『神奈川県教育会雑誌』『神奈川県教育』『秋田県教育雑誌』『秋田教育』『巌手県学事彙報』『岩手教育』『山形県教育雑誌』『山形県教育』『千葉教育雑誌』『千葉教育』『東京教育』『宮城教育』『宮城県教育会雑誌』『茨城教育協会雑誌』『下野教育』『上野教育』『埼玉教育』『埼玉県教育会雑誌』『福島県教育』『福島県私立教育会雑誌』『青森県教育』『和歌山教育』 (2)所蔵機関/東京大学法学部明治新聞雑誌文庫,筑波大学附属図書館,和歌山大学附属図書館,和歌山県立図書館,横浜国立大学附属図書館,神奈川県立図書館,横浜市立中央図書館,岩手大学附属図書館,岩手県立図書館,秋田県立図書館,山形県立図書館,山形大学附属図書館,青山学院大学図書館,東京大学教育学部図書室,東京大学附属総合図書館,青森県立図書館,宮城県立図書館 3 平成12年度の各教育会機関誌の調査では,アイヌ民族に言及した記述は東海林昌樹「植民に関する地理教材」(『秋田教育』第43号所収),無署名「薩哈連島乃概略」(『越佐教育雑誌』第152号所収),鈴木陽之助「露領サガレン島一班」(『東京教育雑誌』第178号所収)などをはじめとする「サハリン」関係の論説中に頻出している。
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