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私語の教授法に関する研究-古典ヘブライ語を中心に

Research Project

Project/Area Number 10871067
Research Category

Grant-in-Aid for Exploratory Research

Allocation TypeSingle-year Grants
Research Field その他の外国語・外国文学
Research InstitutionKumamoto University

Principal Investigator

小脇 光男  熊本大学, 留学生センター, 教授 (30136030)

Project Period (FY) 1998
Project Status Completed (Fiscal Year 1998)
Budget Amount *help
¥900,000 (Direct Cost: ¥900,000)
Fiscal Year 1998: ¥900,000 (Direct Cost: ¥900,000)
Keywords古典語 / 死語 / 古典ヘブライ語 / 教授法 / 教科書 / 言語教育 / 文法用語 / 翻字
Research Abstract

本研究は、古典ヘブライ語教授法の開発及び教科書作成のための基礎調査を目的として行なったものである。
1. 基礎資料として国内外で出版、使用されている各種教科書を収集し、その編集方針や記述方法を分析、整理するとともに、その中に認められる教授法理論を抽出し、この結果に基づいて教科書のタイプを分類した。既存の教科書は、(1)概略・簡潔、短期習得型、(2)文法積み上げ型、(3)前記(1)、(2)の折衷型、(4)参考書型(あるいは参照文法型)、(5)原典購読直結型、(6)ヘブライ語、セム語研究志向型、(7)現代語から古典語移行型の七つのタイプに大きく分類される。
2. 次に、具体的な教授方法の例として、これからの教科書に採用されている翻字の方法、ドリルの提示方法を中心に取り上げて調査し、その分析結果をまとめた。
(1) 発音の補助手段として翻字を付す方法が採用されているが、その表記方法が教科書ごとに異なっており、極端に煩雑な方式を採るものも見られた。より効果的で簡略な方式を考案する必要がある。実際の発音指導に際しては、復元された古典の発音に忠実であるよりも、簡略化された現代語の発音で代用するのが効率的であることが推測される。
(2) ドリルの提示方法は、(1)機械的な語形変化に関するもの、(2)短文や比較的長い一文の母語訳に関するもの、(3)購読に関するもの、(4)母語からヘブライ語への翻訳に関するものに分類される。古典語の場合、どのドリルに重点をおき、どのような提示方法を採用するか、検討の余地が多く残されている。
3. この他、文法用語の見直し、語彙項目の提示方法等についても調査、検討を加えた。本調査研究の成果は、教室でのより効率的な実践に結びつくとともに、教科書の作成にも応用でき、ひいては古典ヘブライ語教育(更には死語一般についての教育)における新たな教授法理論の開発に発展していくことが期待される。

Report

(1 results)
  • 1998 Annual Research Report
  • Research Products

    (1 results)

All Other

All Publications (1 results)

  • [Publications] 小脇 光男: "古典ヘブライ語教科書作成上の問題点-各種教科書の調査を通して-" 京都産業大学国際言語科学研究所所報. (予定).

    • Related Report
      1998 Annual Research Report

URL: 

Published: 1998-04-01   Modified: 2016-04-21  

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